たすけて とモールス信号打つ今日は あなたにとってのとても良き日
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面会で 母の頬撫で 手を握る ただひたすらに 平穏であれと
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ちいさな 小瓶の中の 宇宙に 浮かんだ花の 舟ハーバリウム
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好きな子の 名前を隠す 長男の 視線の先に 弾ける笑顔
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大袈裟に言えば誰しも寄生虫なければ困る地球おやの恩恵
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深き青の つる成す花を検索しらべれば バタフライピーとふ豆と知る
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暑さ呆けポチれば寄付するスルーする!押してしまった不徳の善意
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暑すぎて工夫凝らして肝心なハンドタオルは置いてきちゃった
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筋肉痛 我のあらたな友人よ 毎日毎日訪わずともよい
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背負ってきた冷えた風呂敷背に当てて広背筋を労る待ち合い
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猛暑日の自転車通院風呂敷にアイス枕と保冷剤背負う
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偉人にも我にも等しく与えられし24時間が上手く使えず
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「年賀状暑中見舞いを廃止します」SDGsは本音を隠し
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朝方の「オーライ」の声耳すます 回収音に安堵広がる
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むすぶ手も涼しかりけり逢坂の関の清水に宿る月影
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水道の水がぬるま湯になる前に クールマフラー 濡らして絞れり
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嫁ぎし地で 母を見守る妹に 神のご加護あらんことを
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妹の出勤見送る 北国の朝 三十度 陽射しは南国
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女房よ居ない時には「あの人」とお前も子等に言はれてをるぞ
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抜け殻を目にする頃となりたるが蟬鳴く声の境内になし
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退職し吾の空けたるロッカーもしばらくすれば誰か使はむ
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夏の日に照らされた砂浜を歩くやがて波が来て足跡を消す
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ベランダに干した洗濯物が夏の日差しのなかで揺れる 空が青すぎ
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噴水は次々に上がり次々に崩れる 人生も永遠に繰り返すと
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部屋掃除ようやく終わり🧹ゆっくり寝て、さぁ通勤🚃は🈵、🌞は朝から熱波燦燦🥵
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退院の急な予定で信じがたい やりくりはしたが ほんまかいなと
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施設にて まだ居てねとか 言いしかに また来てねとか すぐ話す母
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飽き性の我ながらよく続いたよ三十みそひと文字もじのうた三十みそひと
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隣国の イエスジャパンに 驚きし ポップの感覚 目が醒めかな
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放浪の 苦しきことの 多かりき 自由に生きし 清々しさよ
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