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風邪ひけば酒は駄目だとわかってる わかってますよ
理解
(
わか
)
っているだけ
26
秘めやかにあなたの不在思いつつ踏み切り上がり歩き始める
13
鈍色の空重ね着をするように赤黄緑の秋 置き土産
16
インフルやコロナでなくとも風邪は風邪 微熱こらえて営業回り
21
誰もかもブスの九相図興味なし 吾一人焼相前
A
GO
GO
5
ベタベタと嫌な思い出 手に付いたガムシロならば拭えるものを
23
群馬ではぐんま名月できづらく青森県産ぐんま名月/スーパーのリンゴ売り場にて
9
理解より力が今の私には必要なのと歩き続ける
15
野卑という言葉出来れば使わずにいたいんだけどため息やまず
8
雨雲でも君はおいしそうって言うかな
4
階段をのぼる足取り重たくてそれでも動く身体より口
2
昼休みはちょっとワクッとしてしまう自分で作った弁当なのにね
13
私って夢や希望は特に無し持ってもすぐに忘れてしまう
10
人間が同じ見た目をしていたら私は女と思えていたか
6
人に向け自分を愛し直すのは非倫理的な実験みたいで
4
重低音ディーバの慈悲下救われる 憂鬱支配の救いの日もある
3
鈍色の空に真っ赤な柿一つ少し痛んで魂の如
52
皆違う旅の途中の今日の日の昼のひと時とても静かだ
9
冷め切ったコップをレンジで温めて、出して、ただまた冷めている
6
通帳に少しずつ増える数字の列一人でこっそりほくそ笑む夜半
7
九十歳老後のために貯金始める安心という種をまく朝
11
腎臓の数値が悪く 明日入院 今日はべったり 甘々過ごそうね>甘えんぼのちま猫ちゃんや。2日で帰っておいでね‥
17
小糠雨
(
こぬかあめ
)
折畳み傘 開くのを
躊躇
(
ためら
)
ひ バス停まで急ぎ足
29
水木の葉 ヘッドライトに照らされて 揺らめき燃える
篝火
(
かがりび
)
のよう
20
真夜中に 教師でいらした 貴婦人が 聞かせてくれた ショパンの調べ
7
僕のシェイクのストローで もらうコーヒー熱すぎて おどろく僕と微笑むキミ
4
合わせれば逸らす視線の動線で見えない壁を張る能力者
10
見るとこを変えたら変わる景色なら 楽しい方へ明るい方へ
11
君たちが走る道行きその先が 光に続いていきますように
11
真冬でも 君のさよならは素早くて 立ち漕ぎなのに泣いてなさそう
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