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雷鳴に負けじと吼える白毛玉 雨過ぎ去れば、勝利の昼寝 /本日の愛犬
22
明朝の予報は
20
℃下回り 何着て寝るか、毛布を出すか
15
角部屋の枕のそばで聴こえてる虫の奏でに騙される夜
23
夜に刃を 当てて君の
形
(
か
)
削り出す 波打つ皮膚に 降るは星屑
6
ここでなら軽食みたいな歌もよき和食のコースは晴れの舞台で
12
新聞の投稿フォームに書いてみて突然変わる一首の転生
15
夕空を懸命に飛ぶ蝶々に夏の終わりを教えられない
13
助けると 救うは美味いと 美味しい くらい違うと 君はおかわり
4
扇風機網戸で眠りにつこうかと思う矢先に降雨の知らせ
7
愛じゃない自家中毒の衝動を吐き出したいのが夢だったんだ
5
混ざりあう根拠のないともしびにひとくち触れた八朔ジュース
5
夕立の音がかき消す啜り泣きバレないように起こさぬように
8
すれ違うこともあるけど、てかいつも、でも俺らって割と良くない?
4
春霞 夏や色付き 三ヶ月や 秋雲忘れし はや冬化粧
5
夏すぎて まだまだ暑し 九月かな 子連れプールで ダイエットされ
8
秋の夜の幾度も知らず浮世なり月の光もかなしかろう
8
家庭科の授業あった?と聞いてみる振り返る君の髪が靡いて
9
妹が
一所懸命
(
いっしょけんめい
)
テス勉を 明日がテストで 一夜で仕込む
10
叶うなら貴方と月を眺めたい横に並んで同じ方角
30
東より登る月の満ち欠けをゴミの日前夜に見かける愁い
25
コンビニで買い物できない臆心とワンパンで作るクリームパスタ
7
V
系をクィアリーディングしてみたい 創る世界に個はいらないから
4
枯れるまで 花瓶の中で 愛でられる あなたにとっての 花になりたい
5
先生が答えを省いたあの午後にほんのりすりむいたままの胸
7
一律に太陽を向く大輪が陽炎に揺れこわい、八月
5
眼を刺した稲妻のあと間があってゆるく転がる雷鳴響く
7
フォロワーになってくれる人が見つかると心の種が芽吹く気がする
6
初声
(
うぶごえ
)
で 二度目の名月 再来か 二輪が笑う 胸の中で
12
来世
(
らいせ
)
でも 君を
伴侶
(
はんりょ
)
に
迎
(
むか
)
えたい 思える事が
現世
(
げんせ
)
の
果報
(
かほう
)
12
和々
(
にこにこ
)
と
咲顔
(
えがお
)
でいれる 大人には なれそうもなし 今日
好天
(
こうてん
)
なり
6
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