Utakata
登録
Login
サイトのご案内
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
1394
1395
1396
1397
1398
1399
1400
1401
1402
…
次 ›
最後 »
玄関に今日一日が透けて見えきっと大吉だったんだなあ
7
テレビさんねんねしちゃったみたいだね。かあかもねんねあなたもねんね
5
宝くじ 便利な時代 年末の 大きい夢も ネットで買える
8
断捨離は頭の中にインプットなのにやらない(できないじゃなく)
21
人の居ぬトイレタンクでちたちたと修理無料の借家の強み
18
悔みおり空に輝く星月夜寒々しくて涙こぼれる
8
働けどと言った啄木過ぎたのか濡れ手に泡と今も啄木
7
ところがね子どもに童話を読み聞かせ赤ずきんが食べられるとこ
5
寂しさの気持ち高まり涙する男のくせにと我が身責めたり
7
綺麗事抜かして人物評をする苦労知らずのお前なんぞは
4
意味なさず落ちてしまった大学の受験費用を散らして終えし
4
銀杏の季節は過ぎてさて次はおせちが来るかと待ち遠しくて
5
勃興期すぎたファッションストリート首から下げたチェーンが道に
5
言い切れぬあいつが悪いという言葉世間の見方と家族は違う
6
赤福をさていそいそと持ってくる母の微笑はモナリザのよう
10
明けぬ夜止まぬ雨など無いらしい待てども来ない希望ならある
23
匆々
(
そうそう
)
とぼくには最早二つだけまだ来ない死とまだ見ない神
10
マチアプで見つけてくれた感謝を その老眼鏡とあなたの指に
6
雲空も太陽さえもぼくの死は意に関せず何事でも無し
10
ひと息で澄んだ空気が胸に満ち痛くなるほど冷たい朝よ
9
海水は止まることなく輝いて絶えない青に吸われる意識
5
地下鉄のドアーが閉まる静けさでぼくたち他者が共に運ばれ
14
冷えしるき夕べまたたく星々の父母兄姉は並びて見ゆる
19
この世界こうしたものが
跳梁
(
ちょうりょう
)
し神が伏し目で
憫笑
(
びんしょう
)
する日
11
よもふけて といれついでに ばななおる ねんねんやさし 寛大なわたし
16
我が家にも季節の流行来ましたぞ熱出る咳出るイライラMAX
10
ドラマ見て人を救うは神でなく 人を救うは人だと気づく
20
掛け布団 三分の二ほど 場所とられ 「お猫様」といふ単語よぎりたり
17
流行病 差す日の色を見上げては 今が何時か分からずうれし
8
この冬も運河はぎんっと凍てついて思い出さずに済む我の恥
25
新しい歌
人気の歌
« 最初
‹ 前
…
1394
1395
1396
1397
1398
1399
1400
1401
1402
…
次 ›
最後 »