見てられないキモい笑顔を殴りたい 来月兄がお嫁に行きます
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ぬばたまの夜を彩る社会不信 彼女のトー横、君のファミレス
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小夜更くる佐保の川原の風寒み氷れる月に千鳥鳴くなり
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きゅうきゅうと闇鳴く鳥の声がする暖かいのか月の出ぬ夜
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たまにある 暖かい日が 狂わせる もう諦めた 寒くてもいい
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巻いてるがゆっくりとなりそのうちに止まるのだろな母のゼンマイ
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春秋の花の時にも咲かざりしわが身古野の霜の下草
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「好き」と言う今日もあなたに会いに行く熱だけ伝えて「愛」はくれない
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踏み切りの前で初めて手をつなぐ「危ないからね」「子供じゃないし」
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行ってみたいかわいい遊具を写したい児童公園おひとり様で
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ここからがおれは早いぞギリギリに動き始めるやりたくないが
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さみしくて羽を休めたわけじゃない 心をうまく取り出せない夜
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「暗くらなるの早い」とテレワークの夫キミぽつり 夜明けは遅く日暮れは早いね
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この本が半額なのかついポチるKindleキンドル既に軽く積読
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標本のようあの人の食べた後美しき哉秋刀魚の骨も
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いつからか自己承認の小道具だ結末決まった小説を書く
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外出が億劫だって寝てしまう 今日の占い◎らしい
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手放した車は今やスクラップそれは私と同じなんだね
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根雪には遠いであろうゴミ出しの道の端端まだ溶けぬ雪
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庭のすみやさしい光の浮き上がる黄色く笑むはつわぶきの花
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気がついたら底がなかったってわけ、君の匂いでぬかるむ布団
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美術館を周回遅れで回ったら その後ベリーソーダを飲もう
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じゃらじゃらと 碁石のように 糖衣錠 小春日和は いずれもいずれも
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かみさまの死角 春に包まれて 救われようね わたしたちだけは
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なんとなくわかっていたのギュッとされ「別れてください」贅肉あなたに言うわ
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幼子と二人でシーソー筋肉痛 もはや大人のひとりスクワット
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孫に会うフレンチトースト手土産に 息子と食べた思い出連れて
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ニャンニャンとよく鳴くねこは甘えん坊 お世話はちゃんと行き届いてます(笑)
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ホコホコのテリヤキクリームチーズまん そんなに寒くもなかったけれど
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シュトレンを包む砂糖に爪かける彼の地の雪も甘いといいね
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