Utakata
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何か欠けているような気がする
いま君に会いたいと咽び泣いても決して届くことのない刻
5
「
心
(
それ
)
は可塑性があるから扱いに気を付けてくれ(自分で守れ)。」
7
磨かれて安心感で満たされた本来の姿を取り戻す
7
すんなりとした細い指先踊る空気の震え眼裏に残る
6
第三者代わってみるか僕は願いを叶える何から何まで
5
夢うつつ遠く瞬くあの光いつか砕けた欠片だろうか
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ネオン街はじめて通るみち向かう わたしはだれでどこにいくのか
7
静か静かここは静か 沈む沈むよ何処までも ただただ静む
5
それらしい語彙を並べて整える それで良いのかそれが良いのか
4
水槽、暗闇、心音、換気扇、まだ何かが足りていない。
5
いつになったら慣れるのかこの暗闇は夢か現か幻か
5
瞳、睫毛、眉、髪、耳、鼻、唇、頬、輪郭、声、
3
膿んで腐りかけた傷口塞ぐ瘡蓋もう大丈夫じゃない
5
キミと過ごして浮かされた熱を逃さない魔法の瓶が欲しい
5
ポストカードに描かれた白い曼珠沙華取り出し今からいくよ
4
「奢ってくれたら行っても良いよ」驕ってくれてありがとう
6
深爪をしなくなったのは歌を奏でることが叶わないから
5
光差し込む部屋であの
耀
(
かがや
)
きは誇りなんだと今さら気付く
6
自分で視る匂いを嗅ぐ耳を澄ます触れる噛じるもう忘れない
7
この夜を引き延ばしてもあせるだけなら夢と
日中
(
ひなか
)
をあざやかに
6
明確に伝えたい想いもないのにそれでも誰かに触りたい
8
どうしようもない生活感があるこの部屋だけが気を紛らわす
5
焼き立てのトーストにバターを塗るザリザリとした音だけが響く
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