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カリガリは短命で 亡父が今の俺の齢の頃 消えた(「カリガリ博士」から採った名)
5
朝早く蝉の抜け殻よく見れば羽化の瞬間白の羽衣
22
実家の黒猫にカリガリと名付く 遠い昔 哀しくなるほど遠い
6
地殻変動が太古の森を草原に変へそれにともなひ動物も進化す
7
会議中 「かいぎ」を変換 「懐疑」でる
AI
判定 絶滅危惧職と
15
指切りをし過ぎ短し吾の小指 孫とサイズの合うげんまん
12
日本海 潮騒ロード凪静か 入り江に朽ちた漁船の侘し
33
きみの云うとおい約束あたためて 心のうちで密かにひかる
20
雨宿る二月堂にて 縁側に濡れた足跡 僕の扁平
23
眠剤が効かぬ夜とて たまに有り 頓服飲むか 酒でも飲むか
14
猛暑続く アイスクリームに手が伸びる 昼間っからは飲めないもんね
9
この夏を気力だけで乗り切るか 涼風吹く頃倒れそう
8
アラ還になってはみたが この落ち着きの無さ 遺影の父母は如何に見る
9
この度の オリンピックを観るにつけ 自国の勝利 願う我あり
4
いつの日かやわい気持ちで詠んでいた自分のうたに救われること
18
わたしにはこの世の何も向いてない 窓辺で風に吹かれていたい
8
アルバイト 簡単に休むな! 今夜も減算覚悟の夜勤なり
5
ねじくれた幹を持つ木もその昔苦しくて身を捩ったのだな
10
かき氷みたく不安が脳髄を染め上げていくAM 1:00
9
うずくまることしかできない命なら はなからダンゴムシがよかった
9
自分では生きてていいと思えない ひとの人生ばかり認めて
7
蜘蛛の糸よりもはるかに頼りないわたしの道を必死でつむぐ
11
明日
(
あす
)
の朝起きたら化石になってたい 淡い期待をシーツに挟む
5
柔道の百キロ超級元妻に夫の黒帯思い出させる
11
在宅で残業したら日が落ちて 夕涼みから夜になりけり /日が短くなりました
13
言い訳は 綺羅星ほどに あるけれど 東京の夜は星を殺す
6
花火とか一緒に見に行くイベントはもう卒業と見栄を張ってる
10
紫煙にて 彩度を下げた世界なら 私の
(
まなこ
)
眼
は 眩まずにすむ
6
軒下の草取り済むまで吠え止まぬ向かいの犬の躾はいかに
22
夏休みなのに学童保育に送り出す蝉の声聞き募る罪悪感
8
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