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カンニング仮眠をとったら即終了松茸の字に腹すかしつつ
1
牡蠣醤油天ぷらの上ふりそそぐ白い食卓ハレ晴レユカイ
0
紅葉落つゴリラのバナナ横取るよ動物園で戦争戦争
2
サリンジャー長ったらしい会話劇秋晴れの日の読書中毒
2
美味しいよその一言で救われた大袈裟だけど生きてて良かった
1
青ばかり部屋の中は悲しみに変わりつつ包まれている
0
君の胸 刺さった花を 抜きますか? それとも水を注いでもいい?
1
忘れるとない事にするエゴイズム事実は変わらず一人で見つめる
1
言い出せない はやる気持ちだけ 先走る 言い辛い事 失敗した事
2
煩わしい雑音ばかりのこんな世じゃ 死人の言葉など届かない
2
夏過ぎて 生き延びてまた 思い出す 寒い季節はだいたい死にたい
2
傘を置くスッと冬毛の猫が入ってく 秋雨給餌の夜
0
真夜中にひょっこりと見てはにっこりと なんて流れがはやいのだろう
1
ティッシュペーパーのこの世界から拒否られる少数民族 きみの歯ブラシ
1
パリピなどガラじゃないのは知ってるが一回くらいはひゅーひゅーしたい
6
母の愛彼岸の後も続きたる亡くなる前に「生まれて良かった」
3
疲れたが諦め受けた秋の模試 君は模試楽しいと言う狂気
1
月光の白さを吸う背ただ光り 濡れた夜が染み込んでゆく
2
紙で切る人差し指の痛みほど生を感じる濃い
丹
(
あか
)
の跡
9
ねえ! 君は幸せだった? あたしはね! 君がいたから幸せだった!
6
夏過ぎてストッキングを脱ぎ捨てた脚甘やかす黒タイツはく
4
誰よりも 舞台を愛しているがゆえ 自分自身を 殺し続ける
1
月曜の舞台でおどる屍は全員左に傾いている
4
秋雨にドライブする日父は釣り一方母と地酒飲む我
2
遅刻して 間に合わなくて 届かない だからいつでも置いていかれる
0
月光や甘美な理想未だ来ず ブラック飲み干し本開く夜
1
横になり腰に沿わせた恋人の腕が死体だった驚き
2
6日後に遺言状を書くひとが光風に目を細めてあゆむ
1
満たされる身体と満たされない心 食べるだけでは上手くいかない
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君が今 口になさったばっかりに 特別なマナになった食パン
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