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あぢけなし秋刀魚の匂い僕は無理食卓飾る栗の花かな
2
日本史は苦手だったよ松尾芭蕉蜻蛉連れ出し集団授業
0
省みる港の水面秋深し鰯の大群旅立つ君よ
0
金木犀香り高きは幻の公園の日々君といた秋
4
夢の果てコンクリートは何処までも揺らめく蜻蛉貴方を見つけた
3
ひび割れた赤色ブーツ爪の先去りゆく貴方は寂し秋風
2
あさぼらけ曙いないよ土俵際令和の秋は土踏まずかな
0
注いでも
破
(
わ
)
れて流れる 鍋底も 綴じてやるから 早く行きなよ
1
くるくると回る、落ちてく、君となら そんな気持ちにさせないで、秋
1
シャッターに間に合わなかったその刹那 もうすぐ沈んで帰って来れぬ
1
失望の言葉を浴びても死守をする私の時間は私のものだ
1
青空のしあわせ色の球体は何かを引き裂く力を秘め
2
同じ月見上げているならそれでいい 棺桶代わりの電話ボックス
1
寂しさがぼくの心をノックする 空ばかり見る それでも溢れる
7
松茸の香りと違う美味な香よブナハリタケの炊き込みご飯
4
一生分の運を使い果たしたと おびえ続けて、今日も生きてる
1
「きみがいなくなる夢を見てしまった」と泣きそうな顔がかわいくて……ごめん
0
本当に必要なのは選ばれし勇者ではなく歌う人達
2
カップルを見てると思う破局しろ。俺、彼女出来たことないから。
2
限界を超えた戦
(
いくさ
)
をしてやろう。banbanbanと幸せになる。
1
清らかな香りを閉じ込める為に保湿クリームは節々に塗る
1
送信も削除も保存も平坦な親指だけの作業の世界
3
紅花の奥ゆかし顔愛されて 末摘花を醜といわずや
5
夕焼けの遥かな水面うつくしき空蝉の世は枯れ木に負ケズ
3
眠りこけ鼻から白むうたかたのサフランの華笑いわずらふ
2
晴れわたり夢は何処まで蛙見る蝉時雨のけふ朝ぼらけかな
0
かたわれの卵は無いよ君の口紅花ついてなお色気かな
1
老いてみる背中の辺りほととぎす桜の並木に貴方を想ふ
1
十五回目の夏が過ぎ次の夏精一杯に生きてるだろうか
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切りすぎた爪の行方を探してる 空虚に浮かぶあなた三日月
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