Utakata
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ライカ
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まだ知らない国の地図を少しずつ なぞっていく様な人生だ
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天井に 描かれた絵を見ているみたい 落ちた絵の具に目を潰された
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わたしのこと 何にもわかってない人は 映画みたいに いつも優しい
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三つだけと決めて飲み込み 後はただ 四角い光を見つめてるだけ
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粉雪が 終わりを告げて シェルターの 外のまた外 火星を思う
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さよならをしたことだけは憶えてる なにとしたかは忘れたけれど
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前日の事前予約が必要です。曇る眼鏡でじっと睨めど
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女の子らしいね、だって。 あなたって愚図でかわいいほんとにかわいい
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噴水が上がって 見えないきみが言う 「2月になったらザアザアザアザア
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地は不動 動くのは天 そうじゃなきゃ私はとても立ってられない
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満月にあわせて道路がかたむいて コーンスープの水面が揺れる
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わたしたち 思想の渦に吸い込まれ たらこパスタ 弾けるピンク
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コーヒーの香り アルファベッドのOの文字 偽の植物 足りない電波
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はじめから わたしが選んだ色なのに 気ままに濁る 勝手さが好き
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動物の 身の一片を含んでは ニタリと笑う 君に似た人
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なんのためにわたしといるの なんのために犬を飼ったの おい こたえろよ
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言われたとおりに笑って 言われなくなったら 散るしかない春がくる
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所詮肉 所詮水分とタンパク質 砂山の上で起きてる茶番
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やわらかなハイビスカスが 棺桶に添えられた 君がうらやましくて
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自分ならするりと飲める錠剤を 勧めることを躊躇うのが愛
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数億のガーランドライト 光らない一つを全ての終わりというか
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そのからだにめぐるコーラと悲しみが 炭酸の痛みで私もわかる
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この星が わたしのものでなくっても 月が欠けても それでもきっと
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私実はパン派だった ワンルームで気づいた時には一人だった
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あのドラマ全部みたから当分は大丈夫 多分再来週までは
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人魚の尾は肉か魚か あの店のチラシは今日も艶艶ひかる
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本当のきみが考えてることはブルーライトに濾されて消える
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どうしようもないんだ呼吸が浅くて 朝日をじっと待つしかなくて
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まばたきの速さで何を考えているのかわかる はるか向こうで
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あの空気が好きだっただけ だって俺タバコ吸えないし酒飲めないし
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