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「馬鹿だから分かんねえや」と言ったけど、そんな話をしたくないだけ
12
消火栓 使い方など 知らなかた ホースしまうも 訓練のうち
5
スマホにて新刊いちおうチェックしつつ わが猫
(
こ
)
のオヤツ気になり急
(
せ
)
く帰途
5
断捨離は「まだ使える」が口癖の夫居ぬ間に情け容赦無く
15
ひと月の過ぎたるを矢のはやさだと喩うは多事も怠惰も同じ
4
永遠を求めたところで叶わぬとおのれの
性
(
さが
)
を知ってのことです
6
ドキドキが! 鼓膜を伝ってスピーカー 遅れた青春きたかもネ
0
ミニカバン ひとつ買うのをあきらめて 暖房避ける母に冬ズボン
11
冬の街ダウンのステッチ翻り漂いたりや年の瀬の気配
4
さよならは 寂しいけれど また次の 出会いの為の イベントである
2
新しい 世界に足を 踏み入れて 毎日新たな 発見続く
4
雰囲気で 真面目な話を してみたり 時が何かを 解決したり
4
賑やかな 昔をふっと 振り返り 静かな今も 悪くはなくて
5
他人
(
ひと
)
が言う 恋の話に 口出しは 馬にけられて 終わってしまう
1
君が去り 半年過ぎて 日常に 君また戻り ドラマ始まる
2
日常が 崩れ去るのは あっさりで 君が読んでた 新聞溜まる
2
生きて来て 見たり聞いたり した事が 世界の全て なのかと悩む
2
打ち上がる 花火に全部 持ってかれ 心の霧も 晴れて消えてく
4
大小の 島々連なる 瀬戸内で 楽しく暮らせと 我願うなり
2
ちらほらと日向ぼっこの猫を見る寒い冬にもこれだけはよし
12
身につける物の厚みが増してゆくやっぱり冬はやって来るらし
11
青すぎる空に飛行機ゆっくりと真一文字に彗星のごと
12
晩秋の 昼間のひかり 薄まりつ 風にまざりて はや粉雪の舞ふ
10
ホテルの部屋までもササッと片付ける主婦の悲しい
性
(
さが
)
なり
10
終点とホームに着けば幕上がる会社へと続く始発の旅が
3
人間がねむる時間の新雪に先客の肉球の足跡
8
息を吸う鼻先までも凍りつく冬と闘うので精一杯だ
6
今はただ凪いでいたいの喜びも吹き荒れないで 溺れてしまう
3
忘られた窓の風鈴ほろほろと鳴きもしないで月をみていた
17
百均のシールの貼り方一つでも兄と異なる向きのこだわり
9
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