君思い 歌を詠みつつ 寝落ちした 起きてその歌 思い出せない
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貴方から 貰った「ありがとう」 だけで なにか許されたような気がした
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軽井沢犬連れ旅行gotoで三密避けて犬楽しそう
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海風に吹かれる場面を望んでは 自宅寂しく画面に呟く
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結局は今の今までと同じで ズルズル君の横にいるだけ
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もう一度いうからちょっと、聞いててよ。ちょっくらそこのリモコン取って
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睨むよに紙面にばっかり目を向けて 仕事と言えど少し退屈
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暑がりの君には心地のいい季節 ポケットに手を突っ込んで言う
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瞬きをするとはつまり見てること 私の目には何が映るの?
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行燈あんどんを持つ君の背をチラリ見て 覗くうなじに 触れかける日に
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今しがた探してきたけど何処なのさ? 君の言うその楽園とかは
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痛いんだ きみの言葉が 突き刺さる ぼくのハートは 桃心ももごころだからね
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久しぶりに 神が僕に 降りてきた 戻るときには 連れてってくれ
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「そうっスね~」 君の相槌 軽薄で けれども何だか そのトーンが好き
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Utakataの タイムラインの 僕のアイコンが 一斉に瞬き ちょっとキショいね
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我こそがスーパーヒーローなる者と信じていたよね信じたかったね
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病的な宇宙は森の美しい蝶の不幸な鱗粉の跡
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時の流れが無理やり僕を急き立てる ただふわふわと生きてたいだけ
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僕の心は ずいぶん前から 白黒モノクロームで 白い部分は すでに無いかも
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濡れたまま眠った朝の髪だからだから行かない ずる休みじゃない
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こっくりと 砂糖を入れた くるみパン あなたはつれない 甘くない味
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たまご割り ミルクを入れて バター敷き ふわふわオムレツ あなたを待つ夕
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数多ある 火花のような歌たちが 集って星になりたがってる
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重い目を さあ開け今日も 学び舎へ 青の十代 もうあと五年
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眠れない 聞きたくなるのは 君の声 新品ベッドは 木の匂いがした
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「東海道!」「いや関東だ!」と言い合いし 大地震論兄と論じ合い
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生きるのを 辞めたい消えたい 死にたいと 眠って迎えた 朝はさわやか・・・
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押下ひとつで終わる恋 からっぽのパンドラの箱抱きしめている
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安らげると 思った連休なんだけど 夫婦喧嘩で 安息の日が 暗黒の日に
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現代短歌って 面白いね 今まで避けてきたけれど 思いのたけを ぶつけられるのがイイ
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