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ヒマラヤの岩塩溶かし 四十億の海鳴り ガラス震わせ
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「死は救済」なんてうそだよもしぼくが死んだらちゃんと花を替えてね
4
手ぬぐいを洗って干して忘れてきたよ 毎回こうだな 傘も忘れた
0
スプーンで潰したいちご眺めてる もう好きじゃない好きなわけない
4
黄昏の空に笑った君は今見るも無残な泡沫だった
3
大丈夫なんてったって神様に頼まれ生きているのですから
2
泣きながら顔ぐしゃぐしゃになりながら「よく頑張ったね」と言ってハグした
2
下草が隠す小花を摘むようにToDoリストをこなす毎日
2
唇にフェイクの熱を差し入れて 鏡に虚勢をぶつけてみせる
2
指先に灯る熱すら知らなくても 構わないのと嘯く午後に
0
何もせずただ生きているそれだけが老いたる犬の生存理由
1
世の中の善も不善もゼロにしてやり直さねば世界は終わる
1
明日には消えてしまいたい夜があるにも関わらず朝日は昇る
3
公園も静まり返る夜六時遊ぶ子供も気づけば居ない
2
憂鬱な時は決まって雨だから私は天気予報士になれる
1
土曜日に金を使いたくなくてうつぶせになりスマホをいじる
0
Amazonの半ダンボール封筒が雨から本を守ってくれる
1
しあわせと言い聞かすから今日もまた電車に乗れるしご飯が食える
1
進めない己の形を保つのに精一杯で戻れもしない
3
朝寝髪くしけづる子のまなざしのまなくひまなくわが恋ひわたる
0
「あの頃は私も幼かったよ」と十年後にもまた言うのだろう
4
Amazonの半ダンボール封筒で持ち歩きする大切な本
1
献血をしたいがためにやめていた再開しますオーバードーズ
1
断られ帰る献血もできない私に何が残ってますか
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落書き帳「こんな僕でも献血ができた」途方に暮れつつ閉じる
1
少しだけ垂らす血液
A
型のまごうことなき人間でした
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胸元に秋の気配感じつつ 「別れた雲はまたひとつになる」
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うつ病がなおらないからきみのこと好きな気持ちもたぶん病気だ
1
詩の中へ嘘を練り込む役割の人差し指じゃいいねはしない
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黒髪の人ばかりいるのり弁が電車の口に吸い込まれてく
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