一人でも はち切れそうだ 宇宙船コウノトリ  ようこそ地球へ 叫べ呪文を
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自転車の補助輪なしで走るよう短歌がひとつ詠めたとわらう
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訥々とつとつと樋から落ちる雨音がひじりのごとく心を穿つ
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ゆで卵 亜光速落下し、遂に死  ♪ツィゴイネルワイゼン 脳砕け散る
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こんげつが今年さいごと知りながらクリスマスって言わないふたり
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どのメディア ニュースソースを あかさぬが でどこ検察 討ち入りは十四日?
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聖地とか 聖夜とかもう ぶっ飛んで 命の重さ 考える日々
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日が暮れて 暗くなるのも 足早あしばやに 師走は特に 走って過ぎる
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上履きで つま先伸ばし ターンする 私達はまだ 子供でいられる
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上靴を トゥシューズ代わりに ピルエット 校舎に日差す 影はふたりぶん
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ああ僕は あの夏何も 知らないで この冬に 思いをせていた
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半額でつながるぼくら終末を告げる念波を無視して眠る
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神様は  居るか居ないか 知らないが 試練多い日 神はどちらに? 
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運命の輪をなんどめかくぐるときもう戻らないあなたのことを
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ちま猫に「ゆっくり寝よう」と声かける たまには2時まで寝かせておくれ(苦笑)
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「もういいね?」 「もういいよ」と 返答す 錆びた身体に  未来など無し
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その日暈ハロは青を遺して逝く者が救世ぐぜのめぐりを約す祝福
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夢破れ 笑顔で気持ち 収めても 抗う心 捨てきれぬ吾
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ずぶ濡れの私をチャリで抜かしてく「ガンバレよ」って君もずぶ濡れ
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「なぜ? なぜ?」と 問うても策は 何もなし 生老病死 道は険しき
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内縁に指輪を渡す冬の月無数の星に無限の誓い
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きらいだとフリック入力き、いだと なんか全部がどうでもいいや
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風を立て過ぎ去っていく影をいまは平行線から見つめるだけ
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泣き叫び親から離れた幼子おさなごは 5分後ケロッとひらがな読んでる
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朝鮮人を「五十五銭」で迫害せし大震災時の狂気の慚愧
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寂しさをちぎって伸ばして封をして やけに貼り付く餃子の記憶
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なきあとののこる目尻とその頬のやわさいとしさ ことばにならぬ
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魚の皮を剥いだオーロラの美しさをチゲ鍋で知るなんて
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目の前で 電車の異音 立往生 北風刺して 急ぎ駅出る
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神さまはきっとあのひとそこのひと わたし以外はみなひとでなし
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