もう遠く 遥まで来た この道を 変わらず歩く 一日一歩
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干し柿に ブランデーかけ 熟成を 待っている午後 冬の日の熱
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わかってる 私なんかと 思うのは これから未来 生きる意味なり
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歌に乗せ 解き放つ吾の 心たち みんな自由に どこにでも行け
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ふと横切ると  ゆかしき遊具らが  顔を出す  幼い頃の 我が姿かな
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毬のごと お店を跳ねて 孫歌う 流れている曲 「アイドル」合わせて
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いい湯だな なんて歌って 哀しみを お湯にとかして 流す冬の日
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お母さん 亡くなったんだね 知らなくて 電話の向こうは 晴れだといいな 
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無防備な 寝顔の四歳 吾の肩に 全てを預け 静かな寝息
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こっちおいで 一緒に遊ぼ お日様の 匂いまとった 小さき命
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帰らざる 逍遥の日々、 南十字サザンクロス降誕祭クリスマス、Fremantleの夜
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玻璃杯bō li bēiの縁欠けたりし 何をかを語る所以なく ぬるむ水割り
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玄関の玻璃戸の 向こうを見つめてし 飴玉を噛む 少女老い易し
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「えらい」とか「綺麗だよ」とかで簡単にフルスロットルで今日を走れる
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木枯らしに 浮かぶ思い出 セピア色 年々薄れて 年々濃くなる
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この恋に ロマンチックは 失くなって 会話ない日々 もう何日目
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手袋は まだ君がして いないから 手が痛いけど 着けないでいる
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七五三も、卒業式も振袖も知らぬ これが私の、ジェンダーロール
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過呼吸の俺を尻目に闊歩する俺より人に慣れている鳩
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大奥のシーズン2も よき終わり 天璋院様ロスになりそう
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あきゆきし もみじのいろはいまももえ ほうきのけやきこくうにたてり
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本屋とは時間と世界を奪われる帰りは紙の重力が増す
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通院も片道だけは歩こうかバスを逃して往復歩く
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ベルベットの手作りツリーを壁に掛け友と作りし日の遠く過ぎ
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貴方から最初にもらった「おやすみ」は 心の奥に録音してある
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カラオケでビミョーなMISIA聴かされて 友は心で体育座り
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東京のくらい廊下で置き去りの小箱をひろう虚無い夕暮れ
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水上みなかみはまだ氷らねど降り積もる木の葉に筧声細るなり
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ちま猫が 引き戸をガラッと開けまして チビ猫 トテトテついていくなり
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折られるたびに強くなる 受け取った熱のすべてを返したいから
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