秋雨の降りつづきゐて境内の空海像の笠よりしずく 
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うぐいすの声を 聞きつつ尾瀬が原 至仏を背に探す座禅草
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亡き父のDNAは元気なり 今年も知らせる花粉の鼻炎
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日本語の私生児バタールを産めこの街にくよっひいぶきゅんうれっぽ
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有明ありあけに 月なきあしたながめれば ゆ雨そそく梢秋こずゑあきなり
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えさまけど雀は来ない心配だ やっぱり溶けたか夏の猛暑に
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晩秋に 犬塚翁ワンさん天に 旅立ちて クレージーキャッツ 伝説となり
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その写真笑顔 俺にも向けてくれたなら 明日も進める 気がする日曜
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いつだって 泣くことくらい 簡単で 笑っていたい 愛がほしいよ/あゆ
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今回は見なかったことにしておくれ いずれはラメを仕込んでおくよ
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反転を強く望んでいる人はあちら側にもいるのだろうか
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手と脚に星の平行四辺形 それを解けないまじないとする
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例えばさ真っ赤に塗るとかしないと糸は永劫垂れてはこない
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柔らかな試行錯誤というよりは一筆書きと全てを消去
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母兄の 流星群の想い出を 巻き戻せたら わたしも入れて
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あのときに じゅうねんいきる しったなら ごねんづつふたり いきたかったね
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いのちにも ぷらいおりてぃ ついていて あいするものが じぶんよりさき(?)
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晩秋のひと日家内やうちに過ごしては窓に過ぎゆく白鳥のあり
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マイカーを手放した後来た冬はわりと優しい冷たさでした
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運動をしなくなったらいつの間に走る事すら逃げる事すら
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指先に反応したく無いスマホ冬を越したら機嫌よろしゅう
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フラリとね 慣れない街を 散策す 知らない場所は何故か安らぐ
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秋葉原 目当てのものは なかったが 友との語らいに癒されん
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三毛のちび布団に埋もれボロ布を丸めたように眠っているよ
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日頃から 行動ともに してないとナイト あなた守れず 折り畳み傘
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月並みと そんな言葉が あるけれど 文字だけ見れば 恐れ多いね
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地球から落っこちないよう人々のしがらみにしがみついています
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嵐山 今年こそはと思うけど 年々体力は落ちてゆくのね
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短すぎ 抜けない白髪「これ抜いて」 母に言いたい 旦那に言えず
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性格を熟成させて世に放つ俺の部屋から孤独を込めて
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