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秋雨の降りつづきゐて境内の空海像の笠よりしずく
11
うぐいすの声を 聞きつつ尾瀬が原 至仏を背に探す座禅草
3
亡き父のDNAは元気なり 今年も知らせる花粉の鼻炎
6
日本語の
私生児
(
バタール
)
を産めこの街にくよっひいぶきゅんうれっぽ
3
有明
(
ありあけ
)
に 月なき
朝
(
あした
)
ながめれば
冷
(
ひ
)
ゆ雨そそく
梢秋
(
こずゑあき
)
なり
6
餌
(
えさ
)
まけど雀は来ない心配だ やっぱり溶けたか夏の猛暑に
6
晩秋に
犬塚翁
(
ワンさん
)
天に 旅立ちて クレージーキャッツ 伝説となり
3
その
写真
(
笑顔
)
俺にも向けてくれたなら 明日も進める 気がする日曜
8
いつだって 泣くことくらい 簡単で 笑っていたい 愛がほしいよ/あゆ
6
今回は見なかったことにしておくれ いずれはラメを仕込んでおくよ
4
反転を強く望んでいる人はあちら側にもいるのだろうか
4
手と脚に星の平行四辺形 それを解けないまじないとする
3
例えばさ真っ赤に塗るとかしないと糸は永劫垂れてはこない
3
柔らかな試行錯誤というよりは一筆書きと全てを消去
3
母兄の 流星群の想い出を 巻き戻せたら わたしも入れて
9
あのときに じゅうねんいきる しったなら ごねんづつふたり いきたかったね
22
いのちにも ぷらいおりてぃ ついていて あいするものが じぶんよりさき(?)
6
晩秋のひと日
家内
(
やうち
)
に過ごしては窓に過ぎゆく白鳥のあり
13
マイカーを手放した後来た冬はわりと優しい冷たさでした
16
運動をしなくなったらいつの間に走る事すら逃げる事すら
9
指先に反応したく無いスマホ冬を越したら機嫌よろしゅう
10
フラリとね 慣れない街を 散策す 知らない場所は何故か安らぐ
8
秋葉原 目当てのものは なかったが 友との語らいに癒されん
6
三毛のちび布団に埋もれボロ布を丸めたように眠っているよ
10
日頃から 行動ともに して
ないと
(
ナイト
)
あなた守れず 折り畳み傘
4
月並みと そんな言葉が あるけれど 文字だけ見れば 恐れ多いね
13
地球から落っこちないよう人々のしがらみにしがみついています
13
嵐山 今年こそはと思うけど 年々体力は落ちてゆくのね
9
短すぎ 抜けない白髪「これ抜いて」 母に言いたい 旦那に言えず
5
性格を熟成させて世に放つ俺の部屋から孤独を込めて
8
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