福引で当てた小さなダルマさん 日本国の魔を祓っておくれ
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すこしだけお正月気分を味わいぬ ワインソーダ(缶)にチーズにスコーン
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花びら餅 今年は気分になれなくて 花びら入りの紅茶にしておく
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湯切るのを忘れて五分経っていた一月三日のペヤング大盛り
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新年の抱負は内緒今年こそミステリアスなオンナになるの
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「あけましてじーじたんじょうびおめでとう」言われて楽し正月三日
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知ってるよ何年生きてきてもただ丸呑みするしかないこともある
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ねこたちは ふたりでひとつの猫団子 ぴったりくっつき 今年も仲良し
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年女 そんなに生きてきたっけな つぎの年女、還暦ビックリ
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三が日 毎日ちがうお雑煮を 2日めからはインスタントで
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一言すきだよが言えず態度と行動で 伝えるしかない帰納法の愛
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ささやかな外食予定も穏やかな休みも吹っ飛ぶ 夫の発熱
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何食わぬ 顔で今日とて 靴を履く 夜には雨に 降られるだろう
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忙しくされどめでたし元旦のなんて正月落差戸惑う
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40でも18切符に乗り込んで のんびりゆらり旅はじめなり
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箱根路を待合室で観る三日襷が先か結果が先か
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隔離され手袋をしてトイレ行く検査キットは陰性だけど
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逆ならば子どもの世話が出来るのか いつもこちらがダウンでごめん
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麦の穂に身をつつむふたり雪のふる 蔵王のこけし静かに春まつ
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元旦に熱が出たから寝正月頭もたげる能登の地の揺れ
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えさをまく水の流れに憩う鴨 カラスは和のそとよこどるガキッコ
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兄弟や親との絆背景に仲間と繋ぐ襷の重さ
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ベンチにいるが心は海原へと向かう 氷川丸の錨にユリカモメ並び
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蕁麻疹で8年薬疹で10年母のアレルギー体質受け継ぐわれは
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ドラキュラでない私は朝昼夕いぬを引き連れ太陽にあたる
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元日の客待ちかねて早々とコップ一杯酒飲みにけり
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亡き父が丹精こめし白梅を元旦なれば玄関に置く
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元旦のまぶしき太陽目にしたる妻はおもはず合掌をせり
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泣けてくる 寒くはないか食べてるか 知らない人のこと思う朝
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近いから届けに行こうかこの水を 思いつつ見る水の直線
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