あまたの実 つけれど松の種はどこ? 芽生えの土地に吟味を尽くす
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目の前に賽銭箱だ 小銭無し 札投入か? ギミアブレイク!
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サンタ ネタ あと一月をこらえれば 結構「いいね」が来たかもしれん
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道の駅 トイレの前の募金箱 賽銭として10円入れる
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神宮にあまたまします神のため 財布の小銭が底をつきそう
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好き嫌い好き嫌い好き嫌い好き 花占いとか信じてた頃
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重ね塗りしたかのような夜の闇 墨下の朝僅かに覗く
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なめらかな曲線覚えていたはずの言葉・音楽・愛・パキラの葉
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勘違いしてるみたいだ 鳥になる、ぼくは梢に止まるためなの
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あら架空だと何かいけないかしら例えばあなたの食べてるパセリ
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何もかも要素が多くて仕方ない 宇宙の真似は君を救わぬ
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眠れずにポストとバイク音がした手にした新聞少し冷たい
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投げやりで 中途半端が 丁度いい  そう言い聞かせ 生きてきました
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魂と人の呼びたるものありき。呼ばれざりせば、あらざりしもの。
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「そんな色、男は嫌いだよ」うるせえ 誰がお前の為だって言った?
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帆を上げた 友の背中を 押したいと ただ酒を飲む これでいいかな?
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可愛いね その一言が 欲しいだけ あとはなんにも 要らないんだよ
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お前んち来る口実になるだろ?と置いてった本 ねぇ、まだあるよ
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流れてく 車窓に映る 僕の顔 笑えてるかな 現状確認
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こんな僕を照らす満月などない 目を細めて笑うような三日月
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夏の日の返せなかった落し物 まだ間に合うさと秋の風鈴
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何もなくただ日常が過ぎるだけ そんな歌さえあり有りや無しやと
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尊重の 時代で我ら のびのびと ハラスメントで 大人は萎縮
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ポテチを食いてぇ 食べたところで幸せになりやしないと分かってるのに
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君のこと 好きが余って 憎くなる そう思いだす 自分が憎い
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五と七の 三十一に 削り切り 捻りすぎては 共感呼べず
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22時 仕事終わって寝落ちして 夜中2時からかきこむディナー
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このたびも使ひ慣れたる杖突きてまた分け入らむ奥の細道
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八重葎やへむぐら繁れるかどの露けきにつきさし入るる夜ぞ楽しき
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戦争の国をフルカラーで写す 叫び・暴力・血・愛・絶望
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