人生は こんなに早く 過ぎるのか 目に映るもの 全てが愛しい
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恋に敗れて吹雪の夜行列車冷たい車窓に頬預けて
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この街は春に羽化する準備中 真白の雪のサナギの中で
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雪しまく夕べ西風見定めて吾がエリアには積もらぬことわり
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歯をグッと 食いしばるのは何故だろう 何処かストレス 何時いつしかストレス?
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羊では数え足りない長い夜夢でいいから君に会いたい
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脳みそが低反発の仕様です 跳ね返すまで少しお待ちを
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お見舞いに 来た弟に 「我が家いえは ボケぬ家系」と語ること三度
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この道の先にあるもの見つけたい だけど一歩が踏み出せぬまま
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雨上がり見上げた空にくっきりと希望が見えるダブルレインボー
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凶暴な朝が来るまでの逢瀬で息継ぎなしに交わすくちづけ
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水道の凍結注意ニュースにて聞けば素直にチョロチョロと出し
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あまたある理外の法をそう呼んで森の分水界をさだめる
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ソーサーとコーヒーカップがカタと鳴る閉店間際に店主がひとり
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イコールのような関係探しては右足にある血豆が痛い
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新聞の知らぬ誰かの言霊が我を鼓舞させ我を鎮めし
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昼空の青と 心のブルー とを 混ぜて織り成す 濃いモーメント
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手の甲に磨りガラスぽい裂けがある もしやウワサのあかぎれですか
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温泉も初詣も雪見酒も いつかみんなで共に、北陸
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寒い日に しょうがくず湯であったまる 喉の違和感 お空に飛んでけ
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幸福な時間のあとの寂寥は夕陽を浴びた山かげの深さ
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あかがねの夕陽に染まる横顔にうろたえる僕にも朱がさして
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泣きたいよ でも泣かないと 決めたんだ 頑張ってるのは 父なのだから
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強風に 向かいて進む 畑まで 老いた妻でも 束の間デート
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人生は 鼓動と共に 進みゆく 息する度に 終わりが近い
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ほとんどが 虚栄に生きる 姿見て 羨ましいか 一時の迷い
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ご馳走や きれいな女 侍らせる 幸福なんぞ 諦めなさい
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有名に なりたいもんだ 空虚なる 霞のような 幸福の味
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試練とか 誘惑とかに 囲まれて 経験豊富 不死身の極意
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強風で 富士の高嶺に 雪煙 春一番か 一月半ば
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