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部屋中の想い出詰めたゴミ袋 一息置いて死神を呼ぶ
1
真円を目指して丸くなる猫の渦巻いてゐる喉から春雷
3
家移りの
(
やうつり
)
役割終えた 段ボール 疲労と共に ミルフィーユにする
4
住民課 転居届けの 列をなす 卯の月最初の月曜と気づく
2
一日に数本しか無いバスよりも長い登りを自転車全開
7
海なんてまだ小さいと言うくらい言葉にできぬ感情がある
3
おさなごを背負っていけば磁石ごと子は寝ていたり物言わぬ月
4
真面目では疲れてしまうタンポポの綿毛になって空を飛びたい
4
おひさまが全てのものを照らしてる失くしたものを探せるように
3
散る花が空をめいめい切り取って溢れ出てくる思い出がある
3
さくらばな夜風に散った花びらの柔き刃に胸突き抜かれ
3
春風にビニールハウス輝いて遥か遠くの海辺のごとく
3
盥から溢れでる水わすれても忘れきっても思い出の澱
2
お日様が体に沁みる左手に右手添えれば春のぬくもり
4
いつだって私はわたしの外にいて窓の小さな牢獄の中
6
子育てを知ったかぶりの口先に 胸にじわっと桜舞う酒
2
猫たちが鍵盤を踏む昼下がり仮面の向こうに平和は或るや
1
戦場に平和来たれば兵器にも雪の積もりてメリー・クリスマス
4
乳を飲み可愛い仔牛という君よ明日屠られて金網のうえ
2
将来という言葉に怯えずにいられたのはいつまでだったか
4
吾に言う期待しすぎは良くないと
肝
(
きも
)
に
銘
(
めい
)
じろ何年
生
(
い
)
きてる!
3
転帰されネームプレート外すとき浮かぶ笑顔と優しいことば
1
この事象おれがのろまになったのか自転が速くなったのかまた
1
月曜日 土日にやろうと したことが 終わってないが 時は進む
2
踏切の音が前より小さくて 一緒に聞く君そばにいないから
2
朝イチで届いた荷物鳥糞が・・・箱から出せばいいんだけどさ
2
キン肉マン伏線回収四十年牛丼一筋三百年なり
1
コロナ禍で諦めなかった夢も乗せ航空会社きょう入社式
3
沈んでも墜ちても君は一等星私の中で
永遠
(
とわ
)
に輝く
4
やったことないのにバスケしたいです 倅のミーハー俺の血だった
4
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