遠い日のわかれなどこなければいい やわい毛並みの涼やかな猫
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「わかります。私も勝手に作られたくちで」と人に頷く機械
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あと何枚皿を洗えば2面へと抜ける扉が現れるのか
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小雨ふる肩に差し出す傘ひとつ余計に持った人でありたい
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かさぶたを 剥がしたあとを 見てみたい そんな気持ちで 「いまなにしてる?」
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ここに無い スマホや財布 家の鍵 出発前に どれかは探す
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公演日 きっと雨になるだろう やまない拍手で頬を濡らして
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新緑を吸って吐いて空を見てネオンの街では星が見えない
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断捨離 断捨離 いっそ僕のことも捨てて、君の中から消して、
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キミがくれたお花の傘は今朝も大粒の雨を受けとめてるよ
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おやすみがジェイアラートで起き上がる世界の壁はひとつではない
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なに世代?マツコさんよりはちょっと下 氷川くんより一個上かな
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電車事故、改札制限 心折れ 遅刻覚悟で寄り道決める
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宇宙一好きだと言った感情が今も膨張している心地
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好きなこと君に合わせてばかりいた「ごめんやっぱり猫はかわいい」
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論理的思考問題解けるかなより句を歌を詠む暇人に
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住む人のいぬ庭に咲くスズランを私の庭へ転居を決める
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この俺を何か喜ばせてほしい 帰路はかろうじて各駅に乗る
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まさぐれど 見つからざりし 家の鍵 夏に消えゆく 花火と共に
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ほんとうの大事な感情気に留めてシャッターボタンはあえて押さずに
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役立たぬ知識の裏で安堵する私を見てる確かな私
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雨の日に辛くて寝込む人たちを見て安心して毛布へ沈む
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忘れたいことならどうか夢に出ずそのまま墓場の土の奥まで
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反射的いいねすごいねその言葉引っ掛かってる心にごめん
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月一のゴルフ目掛ける台風に「スライスしろ」と仲間と念ず
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願わくば 悩み給ふな 悩むなら 僕まで悩む 一緒に並ぶ
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慣れぬ手で 作りし台は 歪みけり ヒノキの香して まあ良しとする
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幸せは歩いてこないと聞いたけど  じゃあ何(なに)でくるのと ワクワクして待つ
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スワイプを 止めた親指 憎らしく ベッドに投げつけ 私は何を。
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ウィスキーグラスにポトンと落としたい純白無比のスノーボールアース
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