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会社から貰ったコーヒー飲みながら悪口言うのが一番幸せ
2
6両の快速特急を8両目で待った誰かの眼差し
3
真夏日のグラデリップは君の前では意味を成さない
3
浴びていた
陽
(
ひ
)
を止めたのはいつからか ベタつくクリーム顔に塗り込む
6
待ち伏せてツリガネソウの昼下がり 蝶よ惑わず舞えそのままに
10
失言を取り消すことも叶わずに火傷しそうなシュウマイを食む
23
歩いたよ!ラインが届く
祖父祖母
(
ジジババ
)
に よーし、決まった今度のみやげ
13
気遣いの できる人ねと はめ込まれ 違うのほんとは 臆病なだけ
7
退屈な無声映画のスクリーン 惰性のままに時は流れる
11
鳥が鳴く海のベンチで沈みゆく夕陽の道をあなたと見たね
9
使う予定なくなり捨てたパッケージ コンタクトレンズのそれに似ている
5
(
げんげつ
)
幻月や 闇を照らして 明けの石 紫陽花咲けば 青に染まりし
10
夏の昼 道路に貼り付く照り返し 空へと伸びるセンターライン
8
笑ったりたまにするので楽しくもあるのだろうと恍惚の
人
(
母
)
12
梅雨が来ぬ ふと考える 通勤路 落ちゆく汗は 夏模様なり
7
年金を 語る役員 安定と 今の我らにゃ 何も響かず
3
暑いから豚の冷しゃぶが夕食です 誰かかわりに茹でてくれない?
8
airpods
(
えあぼっず
)
流れてくるはサントラでしばしヒロイン気取りの私
7
檸檬味の清涼菓子と水筒は夏の散歩の必需品也
5
残骸の花びらの上に肥料撒く薔薇のシュートを待ちわびながら
11
数だけでカウントされる死の日々に生の意味問う0.99
10
梔子
(
くちなし
)
の香りふわりと
日傘
(
かさ
)
の中 梅雨未だ入らずも夏模様の街
14
字余りを避けんがために言い換えの言葉探すもまだ見つからず
19
ランニング 続けるために 今日だけは
一日坊主
(
いちにちぼうず
)
なってはならぬ
6
アルコール呑めばいつもの倍話すこの人のこともっと知りたし
6
鳥が鳴く遠い日に聴いたその声のその鳥の名を知らずとも知る声
19
若い頃ずいぶん真面目だったのに今やそんなの風に飛んでけ
8
らしさって人に決められたくないね 自分の好きを信じて生きたい
18
草叢にやっと見つけた幸運はきっとあなたの努力見ていた
8
ほんとうは孤独のなかにただひとつ北極星のようにかがやく
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