はじまりの残響なんだなにもかもさよならをしたあとの夕焼け
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夜なのに空気が柔らかくてあたたかい 今日という日を春と呼びたい
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地吹雪よ 積もった迷いを拭い去れ ぐるぐる淀む憂いを浚え
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ぼくは悪くないと意固地になるきみをきらいになる練習をする
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繋がった心はいつも半分こ あなたの辛さ半分背負う
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深夜2時 時折呟く「さびしい」は「私もそう」と言ってほしいだけ
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語彙力は とうに忘れた 地の果てへ 重力にすら 逆らいたい夜
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その言葉信じることに決めた夜 揺れる心を静かに止める
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大丈夫夜は明けるし陽は沈む乾燥わかめも適量入れる
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黄昏の家路の空を眺めては あなたも同じ空見てるのね
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君が行き、日はまだ暮れず、しかすがに 濡れにし袖の乾きを知らず。
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次会える日までの数は?指を折る。 遠くて悲し、近づき嬉し。
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受け止めるためにひろげた両腕を撃ち抜くための標的とする
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朝焼けに、踊る水面を空を切る。あなたを乗せた舟の旅立ち
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初心者の夫と先ずは『きらきら星』いつか弾こうね『翼をください』
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君と弾くピアノ連弾息合わせ音重ねるは拙くも楽し
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3時間 これから映画 対戦す ポップコーンで 尿意退散
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鈍行も停まらないその停車場にたたずんでいる赤い靴には
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君の「バカ」 微笑み俺にかける声 ずっと聴けると思った馬鹿さ
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いざ掴む 内に秘めたる 原石を 輝かせねば おのが力で
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自転車で 忘却曲線 駆け降りる 後ろの君は 誰だったっけ
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茶色くて ドブ川香る 木更津の 海は汚く 綺麗だったね
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致死量の君を湛えた部屋を出る夜まで窓は開けておくから
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どなたのか 知らぬも見えた レントゲン ぼそり唱えた「黒いの消えろ」
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好きなこと叶えてあげるよと猫がおいでとわたし誘う夕暮れ
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かつおぶしゴハンのもらえる うれしい日 水曜土曜は ねこがるんるん
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チグハグな パズルのピースを 並べると 青紫の薔薇が 微笑む瞬き
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よかったね優しい口調に促されよくないよって言いにくいよね
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疲れてる時はやっぱり休みましょ 未来の私倒れる前に
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いらないよ今はそんなに減ってないからもうすこし近くに居てね
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