夜半には秋めいた虫の音もしてる だけど昼間は熱波やまない
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ほろよいにポテチにチーズにくずきりを 夏らしいのからしくないのか
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鳥の羽根を 腭門あぎとはさきし蟻蟲あり いちにんなりぞ大力だいぢからなる
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家族とはうっとうしくて近すぎて怒ってばかりを 抱きしめるもの
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薄雲うすくもの 空をおほへどに風の なくてあせあゆ油照あぶらでりなり
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祈りつる夏ははつせの山おろしにあはれつきせぬ暁の鐘
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夜明け前 深い空の 美しさ 浅瀬へ埋まってみたいほど
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人間がもう厭なんだ、これからは体の冷たい獣になりたい
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恋愛脳 恋に恋する 季節には 熱に浮かされ 判断にぶる
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愛すにも 愛されるにも 覚悟いる 臆病者は 愛されないの
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みんなクズ 惹かれ合うのは 必然で 似たもの同士 罵りあって
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他者からの評価を捨てて前を向く そこから始める己の人生
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人間は みなジコチューで 誰かから 承認されて 呼吸している
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きゃききゅけきょの中の「け」です 浮いてます しゃししゅしぇしょの「しぇ」だったらいいのに
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夕暮れにほっとひといき水を撒く 父の背中にまだ蝉しぐれ
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路地ひとつ 曲がってみると 未知のエリア 探検しよう なにがあるかな?
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パソコンの データ整理に 大苦戦 日頃のズボラさ バレバレね
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片えくぼ、片泣きぼくろ、片八重歯、片親、片恋、「片」凝ってます
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あの頃に 握りしめてた ロザリオは 白檀の香り 君からもらった
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不安定なときだけLINEしてくるね それをよろこぶぼくも悪いね
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桃色の 小壷に納めし ひとかけらの 母と一緒に 長旅を終え
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青空におーいと叫ぶ 我が友よ 元気に過ごせ 乗り越えてゆけ
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自宅から遠ざかるほどクオリティ・オブ・昼寝は 高まる自由研究
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いつまでも未練タラタラ情けない 青春時代抜け出せないでいる
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運命の出会いを果たし 見出した希望を胸に生きていこうか
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いかなごのレシピをそろそろ引き継いでおこうかなあと思ふ日もあり
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死にたいと願いながらも生きてきた 光見つけたその日まではね
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幼き頃病弱だった二男キミだけど よくしゃべり笑う大人になったね
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かねかえせ ドアに貼られた 赤い文字 ダメ♥️ やさしい 君のままでいて♥️
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この年と 言うのは辞めた 今日よりは 挑戦の日が 幕を開けるか
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