苛立たないそんな愛でこそありたくて わが主よ、重荷を下ろさせてください
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あきらめて今日は実家で賛美する パイプオルガンをスマホで聴けり
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海の見ゆ墓地に眠りし我が父は十五より海に揉まれ働き
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そこら中ご先祖様が充満し過疎地賑わう本日お盆
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何人がどこから来るか知らないがお迎えの灯明をともしてお盆
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母と猫タヌ 寄り添い眠るは日常で 非日常ようやく一段落せり
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夜半には秋めいた虫の音もしてる だけど昼間は熱波やまない
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ほろよいにポテチにチーズにくずきりを 夏らしいのからしくないのか
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鳥の羽根を 腭門あぎとはさきし蟻蟲あり いちにんなりぞ大力だいぢからなる
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家族とはうっとうしくて近すぎて怒ってばかりを 抱きしめるもの
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薄雲うすくもの 空をおほへどに風の なくてあせあゆ油照あぶらでりなり
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祈りつる夏ははつせの山おろしにあはれつきせぬ暁の鐘
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夜明け前 深い空の 美しさ 浅瀬へ埋まってみたいほど
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人間がもう厭なんだ、これからは体の冷たい獣になりたい
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恋愛脳 恋に恋する 季節には 熱に浮かされ 判断にぶる
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愛すにも 愛されるにも 覚悟いる 臆病者は 愛されないの
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みんなクズ 惹かれ合うのは 必然で 似たもの同士 罵りあって
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他者からの評価を捨てて前を向く そこから始める己の人生
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人間は みなジコチューで 誰かから 承認されて 呼吸している
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きゃききゅけきょの中の「け」です 浮いてます しゃししゅしぇしょの「しぇ」だったらいいのに
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夕暮れにほっとひといき水を撒く 父の背中にまだ蝉しぐれ
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路地ひとつ 曲がってみると 未知のエリア 探検しよう なにがあるかな?
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パソコンの データ整理に 大苦戦 日頃のズボラさ バレバレね
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片えくぼ、片泣きぼくろ、片八重歯、片親、片恋、「片」凝ってます
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あの頃に 握りしめてた ロザリオは 白檀の香り 君からもらった
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不安定なときだけLINEしてくるね それをよろこぶぼくも悪いね
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桃色の 小壷に納めし ひとかけらの 母と一緒に 長旅を終え
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青空におーいと叫ぶ 我が友よ 元気に過ごせ 乗り越えてゆけ
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自宅から遠ざかるほどクオリティ・オブ・昼寝は 高まる自由研究
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いつまでも未練タラタラ情けない 青春時代抜け出せないでいる
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