四つ脚の 獣に戻せ ただ生きて 死ぬる為だけに 我は在りたし
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朝起きると暖かく目が腫れていて 昨夜泣いたのは誰なんだろう
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春の午前五時 朝と夜との 分け目空 交わったグラデ 真ん中黄色
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ほっとけば群れて分かれるものらしい色を揃えたりもするらしい
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やることがあった気もする春休み そのリストすら紛失くしましたが
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もたれ合う恋人見せつけられつつ私は窓に身体預ける
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「喧騒をBGMに歩きましょう」(僕の言葉は聞き流すのかい?)
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太陽が光を放つわけじゃなく 太陽以外が闇放つだけ
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遠くても 歌の世界で なんとなく きみの姿が見える気がした
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生きている 実感もなく 生きている それはきっと 幸せな事
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冬が降り 春が咲いて 夏光る 秋は実って 冬が降り
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若草が 青葉になって 茂る時 春は去って行き 夏が来る
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酒だ酒 顔を赤らめ 笑顔共 大声で言う 酔った君
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もういいかい? 木から顔放し 振り返る まだだってば聞くなら振り返らないでよと まだ隠れてない君が言う
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夏夜空 彩るように 煌めていて 爆音の音 花火の光
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ねぇ知ってる? 桜の花びら 地に着く前に願い想いつつ 掴めば願い 叶うんだって。
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育ちゆくあなたの姿を見守れば、贖罪になれと願う心よ
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自己愛が床に着き増え、「おお神よ、許し給へ」と博士は震え
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「愛されたい!あんな奴より」と思うから 僕は愛されないと知ってる
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お前が嫌いだよ 地獄の門のまえで天国に突き落とすほど
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水口祭に黍団子 皆一人ずつ配られた 解散直前に微かに動かす頬
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知恵詣制服まとい地図を持ち階段前の写真にパシャリと
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下手くそなぼくにあわせてくれるのはあなただけだしスマブラしたい
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桜見て出てくる感想「きれいだね」感受性の皿底の浅さよ
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当たり前オムライスの味おいしいの君がいないのも もう当たり前
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溢れ来る この不安感は 何ですか? この頃の僕は 支配されてる
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車住みam͜a͉zon倉庫で仕事して満員電車で世界一周
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リクルートスーツを引き裂き床を拭く 汚れ取るには白い雑巾
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ひとりでは 黄昏の路 歩けない ねえ、もう良いかい 良いと言ってよ
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社会性、その完成度を語るなら蟻の足元にも及ばない
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