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遠き日の白き浜辺を夢見れば鴎の歌は目覚まし時計
11
尋ねごと此処にはあらじ電脳の網代を手繰れいまひとたびは
4
前を見ているはずだった 気づかないうちにずっと、きみを見ていた
6
道邊
(
みちのへ
)
の
黃葉
(
もみ
)
づ
銀杏
(
いちやう
)
の
竝
(
な
)
む先に 朝影のさし
黃金
(
こがね
)
かがやく
4
ひまわりはいいな自分の向いているべき方向を迷わないから
8
冬立てる
朝明
(
あさけ
)
の空の
練
(
ね
)
り色は 限りも知らぬ
染織
(
せんしよく
)
なりけり
3
其上
(
そのかみ
)
を 思ひ
出
(
い
)
づらむありありと
夾算
(
けふさん
)
のさす
册子
(
さうし
)
ひらかば
2
窓際で 夜明け眺めるねこたちよ 初日の出とか 見られそうだね
9
水底
(
みなそこ
)
に
芥
(
あくた
)
と積もる
紅葉
(
もみぢは
)
の 八千代を
經
(
ふ
)
りて
大地
(
おほつち
)
となる
5
アルミ缶背負う男の背中には おもーい過去もかいま見えたり
5
願望とリスクを
秤
(
はかり
)
にかけたまま今夜も僕は夢を見るのだ
7
脱毛のために全身剃毛をしたが見せるのはお姉さんだけ
2
見た目なら大人っぽくは見えるけど喋ると見えないって悪口
1
中庭でキリンを飼うと公約に掲げる候補者が居たらしい
2
君はいつ彼氏作るのと聞かれても そんなの分からないじゃん じゃんね
4
嫉妬など真の愛では無い事を結んだ弓の弦を切らせて
16
我が身から溢れるほどに生きている燦としている今なら私
6
もうすぐで誕生日だと伝えたら まだまだでしょって 覚えてるんだ
8
できること どんどん増えた いつからか できないことが どんどん増えた
7
キラキラと光輝く子供の
瞳
(
め
)
失うことは大人の宿命
9
ホルモンを抑えた人は私とは違う生き物なのか そうかな
1
緊張で味が何にも分からない フルーツビール美味しそうだね
4
長々と連ねる言の葉大好きで 君に送った長文の山
6
一組を吹いてみたいと思うけど きらきら星さえままならぬ僕
3
メール読み熱量の差を思い知る それでも私は素直に伝える
9
こんなのは自分じゃないと思ってもほんとのぼくを思い出せない
8
あのゲートどうしてこの手の建物だけにそこはスルーだ自動ブレーキ
2
ガラスペン 書くあてもなく 見入る夜 インクの蓋は 開かないままで
8
写真撮る指をすべらせ録画五秒力が抜けた君はきれいで
9
明けだした東の空が背中押す今日のプレゼンきっと成功
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