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エレベーター
開
(
あ
)
いたらカレーのいい匂い はしゃぎ帰りし
息子
(
こ
)
ら思い出す
12
泣いていた君の横顔見ないふりしてた私はコドモだったね
14
雨風
(
あめかぜ
)
が
風情
(
ふぜい
)
を無視し
色付
(
いろづ
)
いた 葉をあっけなく 落ち葉に変えた
6
オヤツほしい ちま猫ちゃんの ねばり勝ち あっ間違えた かじり勝ちです(笑)>母はねてた
8
息子
(
キミ
)
の
笑
(
え
)
み見ればそれで大丈夫 明日へ進む準備ができる
10
西日差
(
にしびさ
)
し全てがキラキラ
眩
(
まぶ
)
しくて
夕暮
(
ゆうぐれ
)
色のカーテンをひく
13
秋の日の 貴方のうしろ歩いてく 金木犀とどんぐりの道
14
訃報知り 古いレコード探し出す 子供の頃の推しアーティスト
13
角
(
つの
)
先にトンボの止まる鬼瓦睨み続ける夕焼けの雲
11
砂糖なく戦中戦後の一時期に 料理の甘味に干し柿使ひ
8
秋深き隣はオナニする人ぞ奇声を発する癖でわかるよ
4
才能は無くとも続けるが大事 朝ドラに励まされ今日も詠む
13
木枯らしの歩道を歩くブーツには重力を増す仕掛けがあるか
10
今日もまた電車が来るたび人の波山際の街の不吉な広場
7
ビル街でこっちのほうが近道とあなたの澄んだ声に惹かれて
9
のろくとも牛の如くに一步づつ前に運べば至る桃源
5
最上川河口の中洲に白鳥は群れなし降りくる黄昏時に
5
最初から大人でしたというような 顔をしながら品川の昼
7
満員の地下鉄スマホ乗せ走る 君とわたしの抜け殻置いて
6
赤靴−はぁいてた−おんなの子 そのごは知らない波止場に時雨
2
我が母は刈田のあとの
田螺
(
たにし
)
とり殻剥き味付け飯台飾る
7
実は食し根は掘り上げ煎じ薬 秋を色どるからす瓜の紅
5
手帳書く文字がぼやけて見えてくる 不便さを知りひとつため息
6
カメムシの季節よ早く過ぎ去って 外干ししたい時もあるのよ
8
あんよ同士 そっとくっつけ 窓辺のねこ ふたり長々と 野性とは何
7
ホットミルク 妙に熱くなる時がある レンジが古いか 妖精のイタズラ
6
1
人待つ 感応式の信号は 気づかぬフリか 一息つけと
15
液化から戻りし猫の毛繕いその足ピンと良さげに伸ばして
12
ケニアより 来たる深紅の バラ一輪
花宅配
(
たくはい
)
を経て 我が家にて咲く
12
新聞に載ってる人を緑にしみんなハルクにしていく塗り絵
6
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