風澄んで秋立つ気配 さみしさは祭のあとの朝のちょうちん
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よむことは セラピー(自己治療)なったり 記録だったり こくはくだったり 無意識 潜って作品にする。\ インすぴりっとレーション
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うたよむは おのれのうちそと うつすので さいしょうたんいの ししょうせつ。
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法師蝉の 一声いっせい聞けば 耳は秋 他の全ては 猛暑のさなか
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終電の籠に揺られし同志たち それぞれの手にそれぞれの明日
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夕暮れにぽつんと光る金平糖茜の雲にその身沈めて
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エーアイに まけない歌を 詠む方法 きいてみたいな エーアイに。
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言葉じゃなく存在なんだ好きなのは第ゼロ宇宙速度で君へ
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ありきたり そんな恋愛で いいからさ 君のとなりで 笑ってたいよ
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愛語る君が五分後寝落ちして私は恋と夜を続ける
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恋なのか 勘違いなのか 苦しくって 煙草見つめて 君を想う夜
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こんなにも 思っていても 言えなくて 積もる想いで 動けなくなる
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泣けないの 心が泣いて 苦しくて 吐き出したいのに 呪いのようで
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エアコンの  室外機の合唱の渦のなか  冴えた頭を枕に乗せて
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恋なのか  愛なのか 分からぬが 笑顔を見ると 和む人がいる
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すぐ側に降り立つ衝撃神鳴りはムラサキじゃなくてミドリにひかる
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台風🌀で帰れず、来週いっぱいお盆休み、マッイ🦑^_^
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左より燕来たりて頭上越え欄干越えて安寧へ落つ
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祖父の家 床からのぼる古いパワーによって昼寝が深くなる
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生きることほぼイコールで食べること 栄養といふ呪文唱えて
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宴会で 先輩語る 占いの 意味不明さに 皆当惑す
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我が妻よ いざと言う時 支えしか 辛口消えて 玉と見ゆるか
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我が妻へ 気力衰え 口滑る 原点見つめ 使命の道を
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ケアマネの 明るく捌く 手際良さ 希望の光 見えた思いが
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我が友よ 妻と別れて パニックへ 認知が進み 憔悴極む
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返信を待ちてをりしはもうきのふまでのことにてあさがほの咲く
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あんなのがのさばつてんぢやだめだよと午后二時半に啜る拉麺
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かみさまの声が遠くにあるように 虫の音聴いて夏を越えます
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若き頃洋画は字幕1択で 今は吹き替えやっぱり歳だな
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風強し雲の流れも凄まじい 今日1日よ早く過ぎ去れ
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