龍を名に冠する風呂屋屈強な背にすむ龍も紅くおののき
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ハザードが点滅してる犬だけが乗ってるワゴン車パーキングにて
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アッツアツ サクッザクッとアジフライ グワッとご飯 ほか弁ヤバイ
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やきとりが 手軽に買えて うれしいね 今の社会の いいところです
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服ダサくていいやそれが幸せに似てるような気がするからさ
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ピンクかな?または意外と茶色かも、いちばん甘いマーブルチョコは。。。
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ハンミョウの背に秘められた色彩は死期を迎えたこの星の空
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キイキイと人差し指と親指のあいだで呻くキボシカミキリ
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だれが いつ どこで どうして どのように なにをしたのか なにがなんだか
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赤黒きプラムの闇を食む午後の温き甘さのしづむ溟濛
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ほんのりとがりてもゐる此の果実うずくまるまま転がりゆくか
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扁桃アーモンドのかたちの種を遺しつつ女体の夢と闇をうつす実
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物置きの小屋の奥より声は来るどこどこ何処と仔猫さがすも
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寝苦しい夜が過ぎゆき朝となる 絶対夢に出てこない君
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万年毛筆 べっ甲鼬毛名入れ付き 心持ちだけ本格派
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あしひきのフロントの役にも立たぬ山田さん! 逃げてんじゃねーよレジくらい打て‼︎
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誰とでもつながる時代誰からも見届けられぬくるしみもある
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人見知り煮詰めると帰省土産とか配るのも少し緊張するんだ
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明日から二連休になりましたアウトレット行って髪切り
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筆を取り白い欄に文字書くと自由がとても私を過ぎる
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ほか弁ののり弁三百円なのに死ぬほどウマイできたてスゴイ
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きつつきの木の間の響きかきくけこ此処ここ此処へと月低く来る
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今思えば、実はほしかった気もします。夏の暮れに青春の葬式
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彼?好きぴ?愛人?セフレ? 日本語で定義できない あなたといたい
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「きのこよりたけのこが好き」なんて嘘 はじめから愛なんてなかった
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雷雨にて停電起こりあたふたと取り出してきた懐中電灯
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俺の目はTikTokに釘付けでただFrantic tick tick tick tick tick tick tock
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指先のヨモギハムシは遥かなる異国の夜をうつす鏡か
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とつぜんの雨に閉じこめられた駅抱き合う二人とその周辺
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指先のボタンひとつで世界中火のうみと化す夢をみた午後
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