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桜葉を ゆらした風は この部屋で 言の葉ゆらす 呼吸に変わる
12
肥塚の豚はよく肥へ友の店笑みがあふれる美味のとんかつ
7
読み方を正してもらうひとり旅
肥塚
(
ひづか
)
ではなく
「肥塚
(
こいづか
)
」とナビ
7
愛してるあいつがなくなった時にだけ会いに逝くという漢字を使った
7
まだ何もできてないのに初夏なんて許さないぞとアイスを食べる
47
あの橋が出来たら消える木曽川の「中野の渡し」風柔らかし
21
猫みたいに伸びてる語尾が絡みつく 僕を離してくれない低音
6
雨粒を 暇に数えて 過ぎし日の やり残し事 言い淀し言葉
8
好きです、を、急いで消して、りょ、う、かい、です、送信ボタンのまわりで迷子
11
夕闇の雲を
鉋
(
かんな
)
に音
削
(
そ
)
げば 今宵
禽獣
(
きんじう
)
息ぞ絶へなむ
14
やあ夢や よくも抑揚
僕
(
やつがれ
)
て やましいことぞ 高等芸妓
5
嘘ついて 見えないところで悪さして それでも二人 なんとか幸せ
7
太陽に灼かれた後の雨粒でエラー発生修復不能
11
裁ち替へて今日より蝉の羽衣に風待ちわぶる夏は来にけり
9
真昼🕒の蕎麦屋で、呑みすぎ、みんなヘベれけ
4
ねこ的🐈人生をよみ、ニンゲンの日記読み直す
6
フルルんと 型からぬけて カラメルの スプンもゆれて 今日はカンペキ
11
譲られた優先席に腰下ろし「なんだかなぁ」と
七十二歳
(
ななじゅうに
)
の春
22
賞味期限切れたプリンを食べる またも家から過去が消えてく
14
寂しいと 母の日にだけ 思ったり 施設に居る母 面会できず
17
受験前きっと最後の家族旅 名前の分からぬ花の香を嗅ぐ
10
人に情 湧かせるけれど 正確な 沸点融点 いまだ計れず
10
遠からず儚くなるであろう君 時間よ止まれ今
直ぐ
(
すぐ
(
)
)
止まれ
11
人生に刻まれたのは ありふれた家族で過ごす休日だった
15
服カバンフラペチーノと贈ったら これで充分と遠慮する母(当日にコーヒーくらい)
17
うたかたを 指折りながら うとうとと 晴れた日の午後 ごろごろ過ごす
15
緊張も やるしかないぜ 正念場 呼吸を止めて ジェンガ抜くように
8
ガラス見て 車を見て 鏡見て 切り立てさらさら ウルフカット
6
妻と子が もうすぐ帰って 来る時間 俺様天国 終了間際
21
タンタンはずっと神戸のお嬢様28歳ファンの心に
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