Utakata
登録
Login
新しい歌
人気の歌
サイトのご案内
« 最初
‹ 前
…
3500
3501
3502
3503
3504
3505
3506
3507
3508
…
次 ›
最後 »
タイヨウよ梅雨の晴れ間の快晴に街ゆく人も夏を浴びつつ
2
清貧を 心にひめて 耐え忍ぶ 指をくわえても 味はしない
2
夢の中 甘いあの子の 姿見え 生クリームの 朝が来る
2
夏痩せた身体は風にはこばれて鳥居をくぐれば新しい街
10
乾いた色をしている椿冷えきった花弁にゆびをすべらせてゆく
7
しじみ蝶のからまりあって昇りゆく 太陽にかさなって見えない
6
木の椅子は秋のひかりに温かく降りやまぬ葉の重さをおもう
5
冬薔薇の棘の硬さに食い込んだ人差し指に血は出て来ない
5
とびとびにとぶ雲を見るあきかぜのはてにはなにもない空もあり
4
焦げ茶色の陸橋に汽車あらわれてあとすこしだけ此処にいる 時間
7
人びとのあゆむ速さに滲みゆく銀杏並木のあおいろきいろ
5
黄昏の稲穂にともる太陽は青いわたしの眼を灼くばかり
4
ふざけてる替え歌みたい制服の上に乗っかるオレの顔面
6
熱帯夜自販機の前に立っていた君の好みをたしかめている
1
ランコムの香水纏う私きみ街で似た香に振り向きますか
2
指絡み 永久と尋ねた 笑む君に 今何処かも 聞けず永遠
2
懐かしさ 思考は空を 飛びにけり 春の最中に 薫る秋風
2
長針に 足踏む短針 願えども 重なる刹那 先行く背中
2
土瀝青 昇る苔の香 水底に 雨垂れ泳ぐ 鉄魚の群れ
1
一日を無事終えられるありがたさ私はもうすぐ仕事を辞める
5
インドカレー屋の兄ちゃんがオメデトとサフランライスに立てる日の丸
4
やれやれとため息をつきパスタ茹でアイロンかけて村上春樹
4
抱き寄せて同じシャンプーの匂い今甘い香りに包まれ眠る
3
午前4時睡眠薬を流し込み眠れぬ夜ただひたすらに朝を待つだけ
2
机越し 来ちゃいましたと 言いながら 先輩ちょっとは 困ってください
2
この街は 変わらないねと 君の言う、スカートの裾に舞う夜の灯
1
あなたなぞに 何もわかりはしませんと 思いながらも 紅を引く朝
1
東京をモチーフにした芸術は多く現実の
東京
(
ここ
)
も劇場
3
眠られぬ夜に羊を数えると頭の中に牧場できる
2
川柳の一つも詠めずにイキるやつ心の無さにうぁーってなる
1
« 最初
‹ 前
…
3500
3501
3502
3503
3504
3505
3506
3507
3508
…
次 ›
最後 »