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人工物なれど美(うま)しきロケットはすっくと立てる種子島の海
2
さびしくて風吹く夜の裸木は熊手のように星をあつめる
23
何故なのか あるいはそうではないのかを 問い続けてく 夜が明けるまで
1
生きていて 生きててくれ とただ願う 月も沈むし花も散るのに
2
目覚めたら隣の君はまだ寝てておでこにそっとおでこをつける
6
どうやって二人で抜けて帰ろうかLINEを交わす夜のカラオケ
10
懐かしい気もする朝の悪魔来てこりゃだめだわと諳んじる経
1
星を取り 尾久の車庫にて 休む81 夜行を曳きし 勇姿偲びて
3
空色のアパートの屋根たかだかと打球は超えて夏へ飛び込む
4
沈丁花赤い蕾は固いまま春風やさしく開花
誘
(
いざな
)
え
3
きのうまでただの他人だったあなたと、今はガッツリLINEしてるね
2
布団から 飛び出たお手て 冷たくなりし そっと引き寄せ あたためる
2
「大丈夫、泣いた分だけ強くなる」「弱くていいから泣きたくない」
2
この発明はただわれひとりのためにあると知れば難しくない
3
累積す言葉をさらに畳み込み最小位相の
解
(
うた
)
を求める
2
ひとしきりうがいをしては毒共を今吐き出しておはよう儀式
1
寒い雨鬱陶しくもこの朝は何を読もうと跳ね返される
1
幼子が茶屋で休憩あぐら組頬張る団子愛しかわゆし
2
明け方を貫く強き昴ひとつよするどい光食べさせてくれ
1
記念日は 三十七年 前の今日 「幸多かれ」とは まさにそのもの
3
呟いた わたしを嘆くひとりごと 親にそっくり 悪夢の引き金
2
自分には才能なんてないことを知れた時点で三マスすすむ
7
人々の願いと言うは幸福と平和でなきや ならばどうする
2
どの
淹れ方
(
ドリップ
)
でも
美味くならないの
(
コオヒイが不味いの
)
は
心
(
気分
)
に生えてる苔のせいだ
1
夕さればもの思ひまさるつみ重ね
(
届かない想いは膨らむ重ねた罪
)
河原に残る石の亡骸
(
どうか私の懺悔を聞いて
)
3
暖かくないこの部屋の切り薔薇は二か月鮮度を保って枯れた
2
「可愛い」が欲しくて作った前髪に 縁取られたあなた見つめてる
2
冗談か本音か知らぬ言の葉が塞ぐ心は決壊寸前
2
優しさに傷つけられる度「ズキリ」 この痛み 生きてる って感じ
1
寄せあひし 温もり忘れえぬように 右腕絡む80メートル
1
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