雨の中「ホケホケ」と啼くウグイスの健気な姿目に浮かびたり
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もう冬は終わるはずだと足早にタイヤを替えた次の日の雪
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半袖でいいね2月の夏日でも太っていると着ぶくれている
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リハビリの部屋に集うは高齢者 寝たきり許さぬ現実ここに
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餞の言葉にさよならは言えずに後ろ姿に手を振る「またね」
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うた詠むは楽しみなるも苦しみも 夜のしじまにうたの虫とぶ
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ゆるるりと昭和漂う喫茶店 同じ匂いの友と語らふ
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中也、貧困を糧に詩は、研ぎ澄まされたか
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カラオケは、大空と・・と島んちゅう・・と北と南で🎤すっきりか
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爺医われ降り続く雨に〈老年期うつ病評価尺度〉をながむ
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子を連れて実家に行けばそれだけで 親へ孝行笑顔が満ちる
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また今朝も 他人のキミが夢に出る それほどまでに 焦がれてるのか
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芭蕉の弟子といつも言ってる絵手紙が来た友達に短歌おすすめ
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いつも青春ずっと青春口癖になった若いと思ってる古希
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君たちの辛かったこと拾い上げ、それをつかって幸せを編む
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冬用の からだになった はずなのに 暖かい日を はさむと駄目だ
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怒らずに私をなだめる先生に恩師と言うは僧侶のようで
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先生に譲ってもらったパソコンが夫に処分されていました
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権力と金が好きだと行く人よ 一文無しにも来る人もいる
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離婚して自由に恋が出来るのに止まったままの理由は言えぬ
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里おりて街に来たれば初梅の雪に代はりて我を迎へる
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遠からず母となるらむ乙女たち友と連れ立ち軽やかに行く
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若い命の盛りで世を去るかれのごとく春に枯れる花はないものか
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今日もまた返信ないかとポスト見る 誰にも手紙を書いてないのに
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泣くことが 許されるなら あの土手で キミに抱かれて 鳴いて果てたい
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今までの 重ねた罪が 罰となり こころに刺さる 刑期を全う
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不確かな 予測不能な この中で きみとの未来を 想う気持ちは確か
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追試行く友を見送る シャーペンで今度こそ単位を狩って来い
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ふりかえるふりかえるふりかえるふりかえるふりからふりかえるふり
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春と秋ほとんど無いから出番無しクローゼットのライトアウター
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