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二人して買ったカップのコーヒーの あったかいねと湯気を分けあう
9
女とは思ってなかった後輩の 黒目の綺麗さに気づく
27
時
(
さんじ
)
8
くちびるを覆う刹那に駆け抜ける甘さはグラブジャムンを超える
6
甘いらしいその爆薬を敷き詰めてお菓子の家を灰燼に帰す
5
基地ありて 上空を飛ぶ 戦闘機 母は内地で 子の身を案じ
13
たとえばさ あのとき勇気を出せてれば こんなことにはならなかったの?
8
好きな色 浅葱色なり 武士達の死に装束の色とは知らず
5
百均のふつうの木ベラを持て余す 子供サイズを探さなくては>手が攣りそう
5
僕らみな望遠鏡は持っていて覗き込む勇気を待っている
8
新しいことをはじめよう イヤホンを外して聴こえる夜風の涼しさ
7
倒された怪人の爆風に混じる血肉が見えても気づかないフリを
6
アイホールにラメを塗っても永遠にギャルにはならない陰キャの心
6
こころなく 金もなくして残るのは 吐き気とまだ出る水の玉だけ
8
歳を得て交友関係整理する 君を残せど我は残るや
14
握手会の彼は一つも喋らないだからホントにヒーローかもね
4
金ピカに
神
(
ゴッド
)
になってしまったねこれが望んだ最終
形態
(
フォーム
)
?
5
五分進む時計を直さず引き算し まだ五分あると余裕つくりおる
13
寒すぎる 冬のおかげで 一つ部屋 家族集まり 蜜柑の時間
12
二度寝したかみさまの目の前に広がる白い白い白いみずうみ
5
曖昧に 救われること多かりき シャープなライン 好きなくせにね
4
「酢豚だよ」「豚なの?」
食
(
く
)
い
気味
(
ぎみ
)
息子
(
キミ
)
が言う 違ったいつもの「
酢鶏
(
すどり
)
」で許して
9
家を出た
10
年ぶりに借りた部屋 ドアまでスキップ 新しいカギ
20
めずらしく優しい言葉くれた
夫
(
きみ
)
「優しさ」
惚
(
ほ
)
れたの思い出したよ
10
キムチ鍋好きと言ったら定番に辛味苦手な母のぬくもり
11
「あぁそれね」みたいな顔した人がいる漏れてるんだな僕のイヤホン
20
「わたくし」と「アッシ」における女子力の中央値としてaikoはいいね
13
人生がトントン拍子いってたら 短歌にぶつかることもなかった
31
短歌
(
うた
)
読んでいいねするしかできないけど
皆
(
みな
)
「頑張れ」と思っているよ/ 愛瑠翔様
6
スピードを落とした木馬の立て髪をつかみ損ねて一人飯食う
13
お人形みたいなゆたかな黒髪で 遅めのランチにホルモン丼、ビール
9
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