誘ってよ言うほどあなたは好きじゃないそういうわたしはもっと好きじゃない
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午前授業、土曜のお昼はメンチカツ  大人の今もメンチはランチ
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きみが残した傷跡がこの先もずっと痛み続けますように
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一人いちにんと書いて孤独と読むなかれ! それは自由と読むものなのだ
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ご恩だけ多く情けは少ないと棚卸し打つ電卓告げる
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百貨店 棚卸しの日うんざりだ私の不良在庫は多い
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あたくちの任務は有機米の田の草食み秋に鴨鍋になる
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合鴨の雛はちいさいお尻ふりおおきい靴でペタペタとゆく
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......:: (てんてんてん てんてんてんてん てんてんてん てんてんてんてん てんてんてんてん)
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2人」より近づいていた感情は戸惑う僕を置いていった
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いつの日か 目指した彼の生き様に 真似できるのは サムズアップ。
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知らぬまに 背丈越された3年目 踵上げれば キミに届くし。
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.ピリオドは点だねビックリマークはiの逆だね 終わりにしよう
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たくさんの動き続けるものを見て、人でなくてもいいと思った
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ヒトガタに なりたいなどと思わなきゃ そこそこしあわせだったかもね
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朝チュンの光はわたしの甲を撫でたなごころはね あなたを撫でる(習作)
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社員なし気のいい皆で店じまいサラウンドの中つるつる働く
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あたたかなつま先の色赤くした  探るのもきみ、漁るのもきみ
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白の帆は何の汚れもないまま🈂️ラムネあおって筆る海賊
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この世界 枯れないものは 君という 花と、この目を焼く涙だけ
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許されるならば歌わせてください 墓標が誰かの しるべとなるよう
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幸せになっていいのかわからずに この箱の封を切れないでいる
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終わらせてあげてください、その恋を レクイエムすら いりませんから
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この本は いつか火葬に してください 標本にすらしたくない恋
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星の名を 夜毎に教えてくれないか 空の端から 端まで全部
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何でもいい分けてください、もらいます  声が出ないと叫ぶきみから
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遥かなる 澄んだ夜空をのぞむため きれいな石に 気づかない君
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舞台袖 大事な人らと破顔する 「笑顔が苦手」 と うそぶくあなた
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逍遙しょうよう小雨の中はぶちええね 水面みなにアヒルのすみし川かも
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「その花は 造花ですよ」 と通行人 それでも僕は 水をやるんだ
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