千年後 一万年後の高校で「ヤバい」の意味を学ぶ子想う
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オレンジが好きなあなたと水色が好きな私はきっとお似合い
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思いきり肩にぶつかってくる奴ら 眉剃ってると寄ってこないね
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東京に行くは私!と胸弾む 待ってろ帝劇 銀座 浅草
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「日本とは何か」三島は言い当てた なんでも受ける感受性だと
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もし仮に 警察くらいは騙せても 保険会社が立ちはだかるぞ
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年寄りの風呂場の事故死多いから姑の件事故で済みそう
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「おでんの具、三つだけを選ぶとしたら」 金を積むから 4っつめをくれ
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人魚姫 人間のふりをしているが 異なる命に愛は可能か?
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孫の名が分からなくなった祖母はもう戻っているのだ 少女の頃に
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あまたの実 つけれど松の種はどこ? 芽生えの土地に吟味を尽くす
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目の前に賽銭箱だ 小銭無し 札投入か? ギミアブレイク!
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秋風に記憶薄れし桃の花 枯れる松にもみはつきにけり
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サンタ ネタ あと一月をこらえれば 結構「いいね」が来たかもしれん
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道の駅 トイレの前の募金箱 賽銭として10円入れる
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神宮にあまたまします神のため 財布の小銭が底をつきそう
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好き嫌い好き嫌い好き嫌い好き 花占いとか信じてた頃
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重ね塗りしたかのような夜の闇 墨下の朝僅かに覗く
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なめらかな曲線覚えていたはずの言葉・音楽・愛・パキラの葉
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勘違いしてるみたいだ 鳥になる、ぼくは梢に止まるためなの
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あら架空だと何かいけないかしら例えばあなたの食べてるパセリ
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何もかも要素が多くて仕方ない 宇宙の真似は君を救わぬ
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「おでんの具、三つだけ選ぶとしたら」 温めていた君との話題
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「おでん始めました」の八文字が出て 春夏秋は冬眠に入る
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眠れずにポストとバイク音がした手にした新聞少し冷たい
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胸の奥 鉛のような感覚が 私をえずかせ 言葉を吐かせる
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投げやりで 中途半端が 丁度いい  そう言い聞かせ 生きてきました
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魂と人の呼びたるものありき。呼ばれざりせば、あらざりしもの。
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「そんな色、男は嫌いだよ」うるせえ 誰がお前の為だって言った?
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帆を上げた 友の背中を 押したいと ただ酒を飲む これでいいかな?
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