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地元には居場所がなくて 新幹線ついた先でもどこか浮いてて
1
急降下U字描いて青空へトップガンする雪の鳥たち
3
アパートの空色の屋根きらきらと届けてゐたね公園に春
1
朝ぼらけ
福良雀
(
ふくらすずめ
)
と
鶯
(
うぐいす
)
が普通道路で息絶えてゐた
3
朝月夜 並々入れた珈琲にうつるまだ眠そうな猫の目
5
別れてもいいけどちょっと歩こうよブックオフからブックオフまで
4
この位置で終わっちゃうのが物足らず都度足出して宙でぶらぶら
1
おいお前! 目の前の奴に含まれる命はこいつ一人分だぜ
8
何もかも捨てた日の翌朝に見た祝福の形をしてた猫
4
胡麻和えのほうれん草をお手軽にレンジオートで茹で食わす鉢
1
鼻の尖ったところの造形が芸術的な吊るしたマスク
3
明日はだし巻き卵目玉焼きスクランブルエッグのどれかを食う
0
窓辺にて凍え弱りぬ蜜蜂に憂いおぼえてひとり春待つ
7
風景が変わってほしくない人とそうでない人のいる同じ街
1
悲しみに置いて行かれた空白を埋めようとした大寒波の雪
2
書き損じ 答案用紙の線つなぎ、◯も×も無い思い出にしよう
0
LINEの既読の文字が表示され メッセージが届くまで体感百年
1
頭文字Kって聞いて思い出す顔が君ではなくってごめん
1
バス揺られぼんやりうとうと気がつけば「お客様終点ですよ」人生そんなもん
2
一欠片
(
ひとかけら
)
透き通った面影を内緒で持ってていいかな 涙
3
友が子が親が己が日々なにに浸されているか考えたほうがよく
2
生きめやも寝起きの霧の美しき それにつけても飯の旨さよ
1
てっぽうと焼けてる家と工場と 月のかぐやよ今日も煙いか
4
突き刺さる折れたつららのまっすぐに雪の呻きの腹押さえつつ
1
ほんとうに地獄はあると真実をこの際みなに知らせるべきだ
2
虎馬になるのじゃないか生禿は実はそいつが効いているのだ
1
本来の使い方ではないですが悪意の量を測るシーソー
3
目を閉じて七年前を思い出す 夜明けの雪と君の産声
5
壁に耳あり障子に目あり 背後にスマホあり はい炎上
0
同世代 多くは親と ならねども 我が身未だに 子甥姪なし
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