湯につかかり「ふぅ」と声出し気持ち良し 「ふぅ」と一緒に疲れも出てく
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夏休みさっさと宿題終わらせる 残るは大敵たいてき読書感想文
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夏はあついひどくくるしい海沿いであいしてますの無限爆発
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気圧痛きあつつう」ひと言名付けたその途端 患者が増えるあおられすぎてる
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ようやっとお料理マンガも読めるけど あいにく今日はスーパーも休み
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あめのおと ねこもなんとなく眠そうで パソコンの音以外 シンとする部屋
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毎月日 心痛めていた君の ツラさわからず。 今は痛いよ
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指先で 水平線を なぞっては ここから空で 海だと笑う
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逆巻いて 暴れる雨の 「 七号車 」 彼岸の人らを 高速輸送
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防水の靴と強風用の傘 すがる私をあっさり裏切り
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いつの日か 胸を張っての 報告会 あの世でする為 今日も生きてる
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テレワーク旦那のお昼の どん兵衛が 旨そうなので 我はワカメいり
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今日午前 スーパーはいるにゃ ねんれいで 制限かけたか 六十五︵歳︶以上
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断った君と誘った僕をただ燃やして夏の夜に咲く華
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十年後 台風規模や 方向を かえたらかえたで おこる国 地域 /災害とひでり
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横たわり昔のゲームを遊んでる考えないで考えないで
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安らかにと 君が悲しむその人の 音楽でさえ 私は知らない
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終戦日 妻が出かけて 平和来る ほっとするよな これでいいのか
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人生の 評価は何か 問うならば 貯金額だと 答える輩
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最後まで 爽やかにて 穢れなく いい人であれ 見果てぬ夢か
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人生は 走り出したら 止まらない 燃料付きて 死に絶えるまで
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年金や 再就職に 心配し 老後は来ない いつも現役
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言葉なら 世界の果てまで 行ってQ 怠け者には ピッタリサイズ
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現実は 上手いかない ことばかり そうでもないと 今では思う
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現実は 殺し合ったり 酷いこと 洒落にならない 恥ずかしいこと
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戦争に 負けたんだよと アメリカを 恨んでみても 原爆2発
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終戦日 元気な母も 九十五 会っておいてと 妹が言う
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朱き陽のなほ夕焼けであるやうにたゞ戦災のしづまるを乞ふ
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きのゑに天高く衝く声のして今夏も蔦の帳ひらけり
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つれづれに福袋など眺め居り チーズかスコーン 義母と分けたし
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