店の中書いた願いの短冊が星空見たいとまちわびている 
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満席のバスに揺られてふと思う 俺しか運賃払ってなくね
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会長の右腕と言う秘書と会う あそういうことじっと手を見る
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物覚え悪くなりても外つ国とつくにの目に入る様を今も忘れじ
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嘘ついた 「応援してる」なんて嘘 ほんとは私を 選んで欲しい
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おもんない 私に価値とか ないけどさ あんたの隣に 行きたかったの
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エスシタロプラムのエスは左回転 弟のベイが吹っ飛ぶ
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蝉のない夏が何日あるだろうおやすみのまえさよならのあと
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窓開けりゃすぐそこにある姫路城見飽きたそれは有難みなく
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伊勢海老の殻の中黄色のヘビがいる夢を見た七月五日
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愛娘挑むマックの紙包み「むにゅる…」ソースの洗礼に泣く
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清志郎スローバラード偲びつつ歌うカラオケ五十二点/ご冥福を祈って
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キラキラの一番星が燃え焦がれ 足掻いて進む道を見ている
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腐敗した 小池に咲いた百合に蓮 丸石投げ入れ今枯らす時
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始まれば必ず終わる 終わるなら始めない方が良かったのかも
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旅先で生きる理由を性懲りもなく勘違いして生きていく
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静止画に走るノイズのような凪、瀬戸内海の青緑いろ
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アルタイルの見る夢は再びベガの隣に瞬き輝く
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失恋も一週間経ち感傷に飽きてニンニクましましラーメン
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キンキンに冷えたビールも飲みたいよ 腸を冷やすと言われちゃっても(たまにはね)
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「ポイントを押さえてお酒を楽しもう」飲むなと言われるより良い記事也
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明日もまた暑いと予報は知らせてて凍ったカルピスかじり続ける
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くくる私が離れる事はない そう信じてた彼の自惚うぬぼれ
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あぁ母よ冷房などは苦手だと知っているから合わせましょうぞ
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嘘でしょう? 好きだったのは 私だけ あの微笑みで 思わせぶりして
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ラインなく押しても駄目なら引いてみる サボる貴方に作戦決行
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暑いけど日向ひなたを選び歩いてる そうだ私は夏が大好き
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力なく病を語る友のこえ耳朶に残して厨にぞ立つ
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いつになく機嫌がいいの君となら同じ空間濡れた右肩
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打ち水の 後を誰かと連れ立って 通って行った肉球の跡
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