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ヨドバシに 買われし西武 本店は フロア建て替え 面影消ゆ夏
5
後輩の 降りる駅にて 我見るも 制服変わりて 面影は薄し
3
初七日の経読む声の凛として白紫の花の海逝く
14
鰹節踊っていると君笑う たこ焼き焼いてみただけの日曜
9
なんとなく元気が醸し出されなく季節早足駆け抜けて夏
10
朝食を作る気配で目が覚める 君は俺より早く起きない
4
里山の麓の藪をジグザグに
雑木林
(
ぞうき
)
に消えた猪の尻
8
久々に歩いてみれば雑草が棲み分けている 耕作放棄地
12
来年のツツジを咲かす養分となり
埋
(
うず
)
もれる放置自転車
7
知っているだから中身は見たくない玉手箱より怖い引き出し
20
片付けを始めるための儀式あり先ず中の物全て出しませ
11
片付けは方を付けるが語源らしい。指先よりも手を動かせな
6
数独を実家のリビング寝ころんで解く休日もそろそろ終わりで
7
旅程表あっという間に消化してあとから旅情が追いついてくる
9
諍いの朝の無言の送り出し「おかえり」までの時間が長い
26
オルガンが色づく埃音はなく匂いの山で世界を奏でる
3
コンビニに並んだ余命数刻の業を背負った人々の影
3
梅雨空にすべきことなしペンを持ち
無料
(
タダ
)
の楽しみ歌を詠むかな
12
エリザベスカラーの貫禄老い猫よ齢は優に十五越えて
9
幼き日海の日山の日まだなくて 今は三百六十五連休/今年は三百六十六
9
盆踊り・屋台も海も みんな好き けど泳ぎにはもう行かぬかも>海の日
12
湯水よりたくさん欲しい限りなくあなたの愛を永遠にして
4
皿の端噛み跡残ったピザの耳 オマエも選んでもらえなかったんだね
3
皿の端噛み跡残ったピザの耳オマエも傷だけ残されたんだね
3
バカな振りしてれば良かったのですか? せめて叩かれませんでしたか? /「幼少」
3
お金とか友とか犬とか兎とか 負い目が私を縫い留めている
3
あまいもの 十時と三時 そして夜 はフリータイム おやつの時間
5
雨あがり 空を見上げて 歩く子は なないろ探しの 冒険へ行く
10
夏だからあなたに会いに行きたいのなんて嘘つきいつも想ってる
5
iPhoneが持てないくらい熱くなる 机に置いてそれでも使う
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