君の手を光る飛沫がすりぬけた 私はひどく汗をかいてた
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肩書きを問われれば時間是れ無く瞬時を生くる風の精とも
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右の手はインクで染めたモノクロでフリーハンドの愛は物憂げ
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釣り切れの文字で躊躇う資本主義花火は今日の夜には止むよう
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海の日の制定理由さて置くもせめてこの日は梅雨晴れであれ
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晴天の霹靂らしいこの空をそういう君の眼に僕を
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君の庭鮮やかに咲く花々を帰り道には抱えている僕
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「立て飢えたる者よ」と言えど それほど飢えたる者なし
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紙馬券馬名明記で推し活が捗り嬉し思い出フォト
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アナログのいい所とは感覚で理解ができる直感的に
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誇りさえ与えればおすは何でもする それをうまく利用せよめすらよ
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この後は 一時に起きて お出かけだ だけど眠らず こんな時間に
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大便は しゃがんだほうが 出やすくて 和式トイレの ありがたみ知る
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憧れることをやめるのも難しい 憧れるのも大変なんだぜ
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薄暗い 体が怠い 聞き覚えの無い足音 「 おいで ご飯よ 」
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年上の バイクの君は 速すぎて いつの間にやら 僕が年上
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生きる意味 なくても生きる くらいには 大人になった 七日目の蝉
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「わからない ことに怯える 意味はない」 好きなバンドと 聖書に言われ
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「捨てられる」 とか言わないで この愛は そんなに軽い ものじゃないから
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鼻の穴 ほじる指にも 汗滲む 夏の夜空に 飛ばせハナクソ
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君がいない世界に引っ越した サイゼのピクルスひとりで食べ切ってやる
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ブッ壊れてる人ごっこは楽しくて、本当に壊れたいわけじゃなくて
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梅雨明けは 近し海の日 街見れば 薄着の少女 活きよく歩き
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世界の良いところ、自分の良いところ、全部を君に教わったところ
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近所のスーパーが閉店するらしい なんでだよ 俺の気も知らないで
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人生も シールつき絵本みたいにさ 貼って剥がして 楽しめるかな
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空中に絵を描けるペン、マジである!絵空事って、未来の話。
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過ぎ去った時間は私に食べられて夢の世界の太陽となる
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つぎつぎに逃した花火が重なって ついぞ見せない浴衣姿よ
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いつか染み込んだあなたの名前だけ消せなくてみみず腫れになった
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