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「帰ろうよ」先に誘ってくれたキミ思い出の中消えぬ優しさ
18
ゆれている大気をあびる新緑がやがて灼かれるまえの輝き
9
台本のとおりにしゃべって拍手して滞りなく、総会終了
11
大谷の二打席を見てふたたびのベッドに戻る、夜明け前にて/いまだ
M
L
B
の開始時間がわからない…
5
分からない「じいじ」と「じじい」 どこが違うか 何が同じか
5
学歴を嫉妬する人される人 仕事で勝負してください
2
長袖を 脱皮した
残骸
(
あと
)
そのままに 夏に変身 27
℃
(
ドシー
)
5
思い出は土へと埋めて隠しますそこから生えたふたばのしずく
6
古ビルの踊り場 ひんやりを纏う 小休憩 午後からまた仕事
5
時刻表通りに動く無機質な電車の音に安堵する夜
7
犬猫を「ウチノコ」という人間は もはや犬猫 落ちるんだよな
2
がんばるねェ~ 皆に言われる はげましに 今日ものぼるぞ この坂道を
11
風そよぐ 肩に舞い散る 花ひらの くぐりて歩む 花びよりかな
7
断捨離と 心に決めた この服も 思ひ出多く また引き出しに
7
部屋干しの のれんくぐりて ほんのりと 部屋にただよう シャボンのかおり
8
傍らに 佇む猫の 長い尾が 揺れてるだけで 幸せなのさ
10
背をまるめ 飛ばされそうな 春一番 ささえてくれし 笑顔さわやか
5
今さらと 思ひながらも 時忘れ スマホにいどむ 我に乾杯
5
白い雲 夢追いかけて 語りつつ 詩人気取りの 若き日もあり
6
ゆうされば 酔の命の 情けさえ 優しい子さえ 雪に焼けゆる
4
竹藪
(
たけやぶ
)
や げに幻と思へども
珠
(
たま
)
の赤子が宿る日来たる
8
「我慢とかするだけムダじゃん?人間て死ぬときゃ死ぬよ、明日かもだよ」
4
寝転がり猫ゴロゴロと喉鳴らす 本気出したら爪出す悪魔
8
逆だったかもしれないねこの朝を見つめるぼくと目覚めないきみ
5
誰よりも何度も天気予報をみる 何処へも行かぬが 惰眠には晴れが良い
6
そうなんだ 素敵だなって 思っても
他人
(
ヒト
)
と
比
(
くら
)
べる 必要ないよ
7
パレードの リハーサルする 鼓笛隊 早い暑熱の 昼下がりにて
7
晴れた日に お気に入りの服手洗いし 次に会う日を 恋しく思ふ
13
青空の空の明るさで目を開き 除湿をかけて二度寝する
7
一春
(
ひとはる
)
の 終わりを告げる 空の青 四月に置いた 失恋の青
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