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「寒さむ」と声があがって身が震え秋の訪れ感じる早朝
3
五輪見て「自分も出たい」と語る子の 机に運動会中止の紙
2
授業中窓の向こうの体育を眺めているのもあと半年か
4
今月ももう三分の一終わったと気付いて啜る苦き珈琲
1
たれひとり入れぬ書斎の本棚に日がなつ告げてまた埃落つ
0
乳色の目薬をさすきみの朝山鳩たちのくるくる唄う
0
江戸時代海だった街に住み着いてわざわざ電車で海を見に行く
12
わたくしが愛せなかったビル群の十人十色を溶いた灰色
9
貴方への言葉を装填した銃を 携行しておく。セーフティは外せない
0
太陽系宇宙の中の一点の豆腐屋で厚揚げ二枚買う
2
「少しだけ立ち止まるのも良いですよ」 (また歩けるとも限らないのに?)
3
俺を射る吹き矢もうっかり吸うだろう石鹸水でむせてるつむじ
2
ボールペンカチカチさせて爆発を期待している悪い子だれだ
2
「天使が通る」とはよく言ったものだ ホワイトノイズの向こうの君
1
爪を塗る密やかな夜の静けさよ 明日は遠くへ歩いていこう
1
朝はいつも布団の上で真夜中にうたった歌を思い出そうとする
1
目が覚めて忘れた夢を思い出すとき、死んだものしかいなくなっている
1
傷ついているのよ君は 無自覚の白い
T
シャツだけが知ってる
0
二週間前の僕らの生活を試されるため おでこ差し出す
11
あのヒーローの連続パンチが堪らない、最後のキックとビームも素敵
2
彫刻刀カボチャに刺して顔にしてきっと月末はゆうれい騒ぎだ
2
灰でしか息ができないぼくたちはキスをするたび苦く溺れる
2
呼吸するあかい火種だけが明るい 死に絶えた部屋燃やしつくして
4
帰りたい (あの日の空へ) 帰りたい だから私は 上ばかり見て
3
借りものの晴れ間が過ぎ去り残るのは湿ったにおいの淋しい夕日
2
同じ穴から拔け出てもその先の世界がひとりひとり違った
1
削ぎ落とす1キロだって残さない私は羽になりたいだけで
1
常闇のなか突然のかがやきで黒猫の目もいよいよ君だ
4
幾千の巨大な鮫がグルグルと上空泳ぐ街にすむ神
2
愛や夢追い炊きできればいいのにね給湯器の声いつも鼻声
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