友達が送ってくれた中野駅 わたしは居ないあなたも居ない
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運行は気分次第でブレるから落ちないように保持しましょうね
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私には無いものばかり持っている 垂れた目尻の涙ボクロとか
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赤ちゃんの匂いがしたの気のせいか 貴方は三〇私は十九
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どの位置のどの角度からこの身体おのれ見ているのかで気分が変わる
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返信をすぐしてくれてありがとう 私が半日かけたメールに
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来もしないメールを確認する為にGmail開く なんて無駄なの
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今の職楽しいですかと尋ねたら 楽しいよって即答された
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現実に進行形の過去の人 逆らう事はできない未来
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芽吹き出す 街路樹の影 帰宅中 眩しい夕日 背中を押して
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システムの維持を担っている矜持今眠るのも疲れやすいのも
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自分なら送らないだろう退職の挨拶メールたまに眺める
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こんなことあり得るのかって毎日だ資格の勉強して金を得る
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少しでも良くしていくんだ働いて帰って眠りまた起き上がる
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恋人は無理して作るものじゃない そう言うあなたの妻になりたい
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春が来たってふと気づくのは深夜3時台所にいて足が冷えない
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ラックだけ他より秀でているんです他とは他のパラメータのこと
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あれもダメこれもダメだと削ぎ落とす後は骨だけ良い音が鳴る
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元気だね虚しさを感じられるって僕は必死に息をしています
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いい感じすごくいい感じナイスです何がそうかはうまくぼかして
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順調に部屋からものが消えてゆくいつでもここから飛び立てるよう
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バニラ味じつは砂糖と牛乳に香りをふっただけの人生
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あの曲のサビを忘れたふりをして 君の鼻歌を楽しんでる
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君の努力を代われないから五円をつくってお参りに行く
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花言葉は合格というラナンキュラス一輪買って吉報を待つ
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よく噛んで飲み込むなんてそんなこと できたらいいな 恋愛とかも
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恋人の好きなところは好きになり嫌いなとこは愛してあげる
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いいかんじの棚にいいかんじの鉢を置いて僕らはふつうのかんじ
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仄暗き思い出ころころ柔らかに仔犬のように転がっていけ
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信じられない?いいよ頭をかち割って君の記憶は嘘みたいに赤
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