花を持つ人にドラマを感じては意味なく花を買ってみた夜
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飲み込んだ言葉が水であったならいくつ砂漠を越えられたのか
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髪にあのやるせなさごと乗せたまま私を切って捨てられたなら
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ぬくもりの中の冷たさ チンをしたおかずのひんやりしたところ
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新しい命のことを聞いた日も一人私は逆らっている
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大勢のいる駅のホームできみは誰よりも元気と泣き叫ぶ
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私の日常に短歌(うた)が生きる それはもう当たり前のこと/皆さん、良いお年を
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年越しをこんな切なく思うのは 貴方(きみ)の笑顔を失ったせい
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透明で 清潔な風 にほんばれ しめ縄ほどく心地がして
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さようなら! 愛したすべて まっしろな水平線の先で会おうね
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濡羽色文字と文字とをみくらべる教室(へや)の顔々ごと雪は降る
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くだらないことなど今日も言い合って暮れる年の瀬明日も変わらず
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大晦日風呂場とトイレいつもよりきれいにしても吾が使うのみ
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味濃いめの幕の内を抱えつつ青空と上るあざみ野の坂
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赤Tの子らが裸足で寝転がる寺の石床 神々笑う /シンガポール
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窓拭きの仕上がり満足したことなし何なら前より汚くなってる
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買ってすぐ はらりと落としたパンケーキ 砂とバターの味を噛みしめる
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暮れなれば終(つい)の旅路のひそやかに空蝉(うつせみ)のごと月は朔(ついたち)
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とりあえず何はともあれ大晦日一年分のお疲れさまを
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具の好み予算が許せば出来合いのおせちで済ますも有りと思えり
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ハム煮しめお蕎麦をやってかまぼこを切って重箱椀を大晦日
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よきことを佳(よ)きこととして謳うこと モノクロームのマジックミラー
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はつひので ちま猫ちゃんも みれるかな いつもまどぎわで よあけ(夜明け)ながめてる
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仮眠するため 午前の用事は超特急 3時間しか寝れてないヤバい(この忙しい日に〜😢)
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ほんのりと いつもの道に漂って 豆煮る香り 年の瀬の朝
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左手を 伸ばした先に 猫がおり モフる幸せ こたつに潜る 
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記憶てふルフランよそは生のため希望かはたは呪いかしらず
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空気中 Wi-Fiなしに 生きられぬ 現代人は 謎の生き物
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洗濯機 2回まわして ベランダは 満員御礼 洗い納めと
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美しい 夜明けを見れば それでよし 何をか言わん 年も暮れ行く
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