Utakata
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待ち合わせ十分前に君の声 そこに記念碑立ててみようか
3
この枝に別れて上は春の沢、あといくつかの苔の打ち橋
0
春遠く、水平線にはさわれない 凪いだシーツに浸すつま先
4
寒ザクロ、干していますや 玉葱を。銹し沢辺に うぐいす啼くも
1
桜木は地中の春を汲み上げて、疎水にあらう 冬のけっしゃう
0
夜光貝のカフスボタンを尾根線に沈めながらに天を降りき
0
ワルキューレ 傷はもうかくさなくていい 地球に残る宇宙飛行士
0
水仙が街路木を圍う。縁石に頷をのっけて吸う NO2
0
ひつじ雲 一匹づつが聞いている。工事の声や、鳥の詞を
0
思い出の履歴を消していくように 積み上げた缶まだ捨てられず
1
"いつかまた会えたらいいね"の"いつか"がないことくらい知っていたのに
0
"好きって何?"って呟くから きみがぼくを見てないことはわかった
1
苦しくて惨めで死にたくなったから好きだったこと忘れちゃったな
0
その気なら画面を二タップするだけでいとも容易くつながれるのに
7
脇の下うずめる小さなあなたから聴こえるいびき あばたもえくぼ
2
安心と心配不安の間とを反復横跳びし続けるぼく
0
これあげる 手に落とされた チロルチョコ 疲れた体 甘さで癒す
1
携帯を拾った 手の中のものには言葉が届かない現象だ
0
夜海月 海に漂い 月明り 耀き白き 衣(い)を揺蕩わせ
0
いい歌を 思いついたのは いいけれど 忘れてしまう ことは残念
3
ポラロイドカメラみたいな生活を撮る人が君は好きなんだ、そう
1
灼熱の缶で指が火傷する 眠気覚ましに買ったコーヒー
1
いないのに時間が過ぎる八景のモノレールに吹く白い海風
1
夏フェスの予定を入れる 半年後世界が終わっていてもいいので
4
「光あれ」なんて言わずとも中目黒の駅前のスタバのラテ、熱い
1
完璧な人って世界にいないけどあなたの不完全は凭れる
0
ひとびとの涙がとても重たくて逆さに廻り始める惑星
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かみさまに許されないまま生きてゆく長い旅路を手探りで往く
1
お徳用 永遠に冷凍庫に眠る 一キログラムのごぼうサラダが
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夜九時に疲れて即席麺茹でる 気持ちばかりの玉ねぎ添えて
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