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うららかな初春の
短歌
(
うた
)
届きたり 雪の重さのわれ知らぬだに
18
行列に並びて願う合格祈願会うこともなきカレの息子へ
7
午後からは雨と予報が出てたから午前の散歩雨に降られる
12
ひるやすみ 昼の広場はサーカスの ピアニカの青年は無口に
5
目薬をゴクリゴクリと飲み干す目「まだ足りないよもっとちょうだい」/ドライアイ
22
寒すぎて 生姜くず湯をお代わりだ 最低気温の5℃から上がらぬ
15
戸の外に飾らぬお宅増えておりたまに見かける紙の門松
21
さすがには車自転車お飾りは今なお玄関お勝手トイレ
17
君が撮る一億画素の僕が解く、ははあ道理で眩しいわけだ
6
人の機微のみならず時事、ことば、季節、行事もここで学ぶ毎日
18
「ねぇ眼鏡見かけんかった?」と唱えればシーツの皺より生まれ出で
9
小寒の鈍色の空
競
(
せ
)
るように
纏
(
まとい
)
は揺れる 御影の鳥居
12
暖をとる古き書物を火にくべて煙ときゆるはありしよの夢
6
ねこベッド ちいさいあたまが ふたつならび かたてでまとめて ナデナデできる
14
楽に行こう 肩の力は抜いていこ 抜くに抜けないときもあるから
22
歩き出すために覚悟が要ることを改めて知るはじめの一歩
14
しゃがみこみバス待つ女の冬の宵 転がるCoachと初ゲロの海
5
ああ今日もどいつもこいつも馬鹿ばかり 鏡の中で微笑むわたし
5
人間は 無為にはおれぬ 意思があり 英知がありて 苦悩するもの
3
持ち帰るたった一つの収穫のキャベツ高値に夫ほくそ笑む
19
この休み何をしてたか曖昧で気付けば今日は仕事始め
14
街濡らす 仕事初めは 雨予報 乾きし日々も 和らぐと見て
14
やれ満員 仕事始めの朝車両 ほとんどの人目をつぶって
19
人生に 意味を求めて 生きるなら 答えを見つけ 宝となれり
4
裸木の 何も纏わぬ 潔さ 何も持たない 確かな強さ
10
ぼこぼこと 生まれ出でたる 人間は バタバタ倒れ 土くれとなる
5
いつまでも 今が変わらず 続かない 冬は終わりて 春が来るから
3
他人と触れ 他人と出会って 人生は 思わぬ方に 進み始める
3
仕事とは 役を演じて 金貰う ちょっと不思議な ディズニーみたい
3
ぬいぐるみUFOキャッチャー前にして取れぬと泣く子のために散財
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