あかい紅さすように仕向けてしまうあなたのいること麗しきこと
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あれが好きこれが嫌かと訊きければ答え合わせのふたりとならん
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相づちをうつかのように手をなめるいぬのぬめりとしている舌先
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無理をしてひきつる笑顔を浮かべてた副作用とはかかれぬ痛みに
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嫉妬されそうと思えることなんで ツラいんだけど語れぬツラみ
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ゴミ箱にくしゃりと投げたレシートに感じるコーヒー二杯の重み
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縄とびのポニーテールのはてしなくゆれつつ春の過ぎゆかんとす
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‪やさしさをもってあなたは捕食者の爪を研いでる笑顔の下で‬
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‪友人としてはつきあえますけども君と二人はなんだかこわい‬
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‪幸せなら手をたたこう地団駄を踏む君二番を知っているのね‬
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人生もゲーム、ゲームのように積まれていくんだね 苦笑キャンセル
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オタクおれたち貴女アイドルだ、なんて あまりにも夢のてには酷な歌だよ
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ボディペーパーの袋を押し込んで安っぽい夏が吹き上げてきた
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部屋の中画面の中じゃ足りなくて早く浴びたい海や山とか
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電子辞書 検索しても見つからない 生きてる意味をさがしているの
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天国はもうすぐそこにあるらしく静かに眠るカーナビと君
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寂しくてスマホを弄って放置して その繰り返しで時間が過ぎる
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春温く夏の薫りと秋の音 冬は冷たく四季告げる「風」
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したい事たくさん増えに増えすぎて体がぜて飛んでいきそう
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二時間の迷いに勝った入門書そのやさしさに期待している
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サンダルをZOZOで5時間悩む春 新宿行くより幸せかもね
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ああ五月さつき初聖体のこどもらのころもの白く薔薇咲きいづる
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「随筆集」「創作詩集」の自費出版 「どちらが良い?」に顔を見合わせ  
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あまさかるひな暮れ六つの水鏡ひとり農夫は雲にたゆたう
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あいつらの「このクラス最高」って言うクラスで僕は透明である
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仕事して稼いだ金を独り占め。なってみたいな、独身貴族。
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リビングに出勤をして一ヶ月誰も彼もが気づく独り身
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増えてゆくコンビニのスプーン眺めつつ己が惰性を恥じてふて寝す。
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体中、脂肪の鎧を着てるから筋トレになる、と自分を騙す。
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紫陽花を綺麗と笑うその人は空を見上げて愛を叫んだ
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