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おかわりのソーダが凪ぎ始める頃にあなたについて決心をする
13
僕の腕羽化した君の羽を取るどこにも飛んでいかないように
12
四六時中店先にいるあたしには ハレの日もケの日もわからない
7
正しさの十歩先には血が流れ 対話を棄てしは何時であつたか
5
極光の果て呼び声の聞こゆるに 黄泉の街より今戻りけり
8
年の瀬に夕日が山に沈みますこうして生涯終えるようです
9
節約家 ミニマリスト 低収入 シンプルライフ 俺はサムライ
9
ただいまの声おいかける歓声に 無事をよろこぶ煮しめのかおり
12
夕暮れに 今年を全て 置いてゆく 笑い飛ばして 涙残して
9
フォアグラは白子に似てると言った人 君の肝臓 君の精巣
5
20
年 もう
20
年 まだ
20
年 歳を重ねる喜び求めて
8
焼き鮭を見るたび君を思い出す 血合いは魚の腎臓だって
4
来る年に何かを託すには徳が足りないかもと始める掃除
14
俺の腹 かっさばいても ドス黒い
膓
(
ハラワタ
)
の中 君だけが消化不良
4
陽だまりの布団があなたの香りに染まるまで包まりながら夜を過ごす
6
くしゃくしゃに丸めた祈り 広げるのはまた来世
5
あのひとが僕に与えた傷口の同じ深さと角度で呪う
8
罪人はこんな気持ちで生きているのか実際はそうでもないか
1
謝って許されるとは思うなよ頭を左右に激しく振った
1
君の目をふとしたときに思い出す余計なことだけ話してごめんね
3
家が近づくと途端に腹が痛む親を見つけた子のような腹
1
優先席付近のドアは避けているあなたが僕の中で生きている
2
あと一日眠りこければ何もかもすっきりすると分かりつつ外
2
光る板見つめてみなさん俯いて一生懸命何を見てるの
3
もし今日が友引ならば 幽霊の君は私を連れてったかな
6
「雌」という 記号のみの わたくしを 君は「私」と見てくれたんだ
8
信じられないくらい金を使ってるノート一冊千二百円
2
ストローを支える指のうごめいて 長蛇のごとくしなやかに撫でる
3
品川過ぎ
(
かわさきの
)
裕福
(
おげひん
)
そうな
ご令嬢
(
ヤンママ
)
に
指定席
(
いばしょ
)
譲り
(
パクられ
)
ここでも
通路へ
(
たちんぼ
)
10
在りし日の 母猫の遺影 骨壺に 添えて涙す 晦日の夜
6
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