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情報に囚われ言葉見失う 愛なき世界紡ぐのは誰
4
陽だまりの屋根奪われた猫達が今日も立ち寄り宙を見つめる
11
あ、そうなの そのあとひろがる沈黙が 空気を徐々に満たしていく
7
春半ば
死絵
(
しにえ
)
描かれし 役者あり 左團次丈の 軽妙忘れじ
1
目玉焼ききみのぐあいはどのへんがいいかわからずつついて漏らす
8
眠すぎて頭に何も浮かばない 最後の
14
字詠めずに「おやすみ」
6
無風の夜 鰭で泥掻く鯉幟
2
困っても手近なもので危機回避なんとかなってしまう貧乏
7
君の目からこぼれた光る水滴をジップロックで保存したかった
4
見えないし聞こえないので見返して聞き返しては組み換えしてく
2
人生の間違い探しクイズなら多分優勝できる気がする
8
絵本では星と話せる森の木に聞きたいきみのいる星のこと
10
砂浜や山や林や高層のビルやホームで 最期を思う
3
方舟に選ばれたのならそこから沈んでゆく私を見ていて
5
JR 錦糸町駅 南口 スーツと制服 夢は値が張る
3
置き捨てた制汗剤の缶のなかあの青春の気配は残る
8
無風から向かい風へと蒸し返し謀反人らは群れだちてゆく
4
八十歳
(
はちじゅう
)
の祖母の奇声は人生の哀しみ孕む慟哭に似る
8
J
(
ジェイ
)
アイドル どこかギラギラ してないは おかされること おぞましさ知って
3
久に来た息子に懐く老猫は匂い確かめ膝におさまる
15
あゝ人はなぜ憎み合い殺し合う私を代わりに撃てばいいのに
4
桜散る夜にわたしは一度死に遺棄されたまま土に還れず
3
コンビニで「いつもの」探して手をとめて春めく今宵は香るエールで
5
息子
(
かれ
)
が戻って増えたもの 笑い・光熱費・肉料理・揚げ物・
息子
(
かれ
)
の体重
5
満開の咲いた桜の花見て過ぎる 踏んだ草など気にもせず
4
歩道橋をのぼると横は鉄橋で春色電車が空駆けてきた
5
どん天の 春は名ばかり なごり雪 山の
端
(
は
)
光る 夏の鍵穴
15
彼女から 誕生日
(
よてい日
)
ずれたの報告に 「奇跡」を感じた 君の命日
4
道路には出るな フェンスは越えるな 手を
解
(
ほど
)
くな 別れようとか言うな
5
オムライス食べると思い出す 好物だった、顔すら忘れた君の
2
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