日が暮れた頃にようやく外に出て人おらずただ虫鳴くを聞く
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「悪気はない、冗談なんだ、怒るなよ。」もう遅いです、ここ地雷原。
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食傷の霞んだ部屋にただ一人 味方するのは傷口の赤
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不敬して近衛兵らに追わる夢 目覚めりゃそこは皇宮警察(これもだめだな)
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後朝きぬぎぬの 突き刺す朝日に 晒されて 無言の影が 灰になり消ゆ
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「生きづらいでしょ」生きづらくないやつがこの世にいるのが信じられない
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邯鄲の夢ではしゃいだjamboree 一緒に踊った佳子さまの臍(これじやだめだな)
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パリオリの 華やくプレーを 目指せ子ら 泥の中から 空見る蛙
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幼子が目に映るせかいのかけらをちひさきリュックにすくひ入れをり
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夢色は 奈々色だろう あくがれに はやる気持ちを 歌に乗せらむ>これでは応募できませんねぇ(笑)(水樹奈々ファン)
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ニヒリズム世界薄める安定剤 飲みすぎますとそこは虚無です
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乗り込めば雨と垂直に進むバス 速度に流される私たち
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キスをした回数なんて 意味がない数字ね日経平均ぐらい
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夏のせい 寝る時に猫 布団ふとんず ご飯ない時 起こされるだけ
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流星の残骸めいた不夜城を見下ろす廃ビルの屋上で
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待つだけが方法である短夜へ来きたるペルセウス座流星群
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低くても高くてもダメ困ります 為替相場と温度計
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「夢」の題 歌考えて寝付けれず うなされて見るナイトメアかな
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宮中のご飯と酒は旨かろう 歌会始の後きっと出るはず(さいてー親父②)
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必ずや出くわす級友集メイトつどいおり独り制服その道来たね
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佳子さまがお酌してくれるかもしれんぞよ 歌会始の歌ひねらむかな(さいてー親父①)
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五十年 母が産みたる 長男は 音信途絶え 我も顔忘るる
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通帳のゼロを減らした酒を飲む背中の汗疹にカーテンの後光
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遠くから雷鳴唸る 木々揺れる 冷風吹き過ぐ すわ、大雨だ! 
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来春の歌会始の題は「夢」 夢なき男にこりゃ難し(9月締め切りですよ皆さん)
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しびれた指 ボタンがむずい 出来たらな 着るものすべて マジックテープ
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「お大事に」 皆に言われても なんかなあ からだ大事だけ じゃつまらない 
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新宿のホームで鏡を見つめてる 闘えガール君は綺麗だ
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隠してた学生証を見た君に謝らせた私が悪いよ
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マスカラもチークもやめた ひかえめなアイシャドウ リップとグロスで生きていけるの
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