継ぐ者も 物もないけど 目標は 自分自身を 全うすること
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松の内それとも普通の土曜日か今日のテレビはハイブリットで
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正月の帰省義母の雑煮見て息子(こ)が正確に継いでると知る
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藤井風だから成立してるのよマンハッタンの朝日がエモい
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若い世代にウケる平屋のいいねには奥様みんな女子夜は留守
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老残機の日本語環境ととのへて令和七年も縦書きで詠む
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泥くさくやる年男巻き返し脱皮を誓うのは古希だから
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殺伐とした風景をなお見下ろしてビルの上から今年を望む
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あたらしき年にもあらむ難き日も いのちを紡ぐ野の花のやうに
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老い二人 孫達(きみ)が帰りし我が暮らし 日常戻るも 寂しくなりて 
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ひび割れた大地に「慈雨」を草花に 「光明((ひかり))」を注げ我が杯満たせ /全部お酒🍶
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消灯を過ぎた静かな談話室 人気(ひとけ)の絶えた食堂の隅 /「しゅくだい」
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左手で握る粉雪固まらず 冷えた指だけ霜焼けとなる /雪解け流れて水泡に帰す
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弁慶は脛で泣いたがアキレスは 筋を射られた可哀想にね
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天井の染みも夜空の星屑も 痒い場所すら手は届かずに
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切り餅をそのまま齧ったことはある? 消ゴムみたいな食感だよね
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綿入れに勝るものなしぬくぬくと 隙間風から守ってくれる
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下山や 松川事件 あった戦後。クーデタ 飛行機 火事やらつづく
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布団の中で詠む歌は布団の中でこそ読んで欲しい仕上がり
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穏やかに 無病息災 健康が 難しくなる ような年頃
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天の川架けるようにこの黒髪をドネーションする彼の命日
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雪の日を面倒だと感じて二十歳(はたち)境界線が見えた気がした
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ひとつだけ誇れるものを持っている君を好きだと思える心
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マップから マンションと君 ピン外す 歩が止まる 永訣の朝
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たそがれが 街ごと二人 陰(かげ)にして そのまま君を 見失ってく
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恥ずべきは昨日までの過ちでなく明日に望んで押し出す今日だ
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悪を悪正義を正義と謳う間に明ける年あり喰らう空あり
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予想超え勝利夢呼ぶ磨かれた魔球目にして感服の夏
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向こう側見えるくらいに透明な君を消さないために生きてる
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この場所にすべての歌を置き去りにしてさよならの向こう側へと
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