ぬか漬けを始めるぞ 陳腐な野菜は漬けないぜ 鶉の玉子、銀杏、エシャロット、とどめは硬めのアボカドさ
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ブルーライトで起きる体カーテンは蠢く光覆い隠して
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淀川花火大会よどがわも ちょっと遠いが ドンドコドン チビ猫やっぱりビビってうろうろ
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意味のない上り坂行く夢タバコふかしてふかしもう消えそうだ
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ワーニング まっかな薔薇が歩み寄る君の自信に枯葉剤撒こ
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いま死ねる ドリームガールさようなら消えゆく君にまた会えるかな
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どこへ行く焼き付くほのお若い蝋遠目で眺め まだ死なぬのか
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目をつむり待てども待てど夜のまま君の笑顔がただ浮かぶだけ
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麦茶むぎちゃから 冷えたビールに ジュースさえ 夏が一番 本領発揮ほんりょうはっき
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幼き日二階の窓から見えていた土手の花火も今は見えない
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味ポンをじゃぶじゃぶかける たましいに味がないのが悪いんだから
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流浪にも終焉ありて無彩色モノクロのシフォンと魔女のエクシステンス
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会えないと 会いたくなるね コロナとか遠距離だとか 想うだけでは
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「あの世~」と呼びかけてくる精霊を迎える言葉は「盆ジュール」です
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ばあちゃんが「お金たりてる?」手を出せばここで夢覚め お盆は近し
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抜け殻の蝉の意識を取り戻す 「センセイ、ありがと」 夏の陽炎
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大丈夫でも少しだけ痛むから君との日々は網棚の上
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炎天下 今日とてヤヴァい夏の日に 豆腐を売り切る荷車ありけり
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お祭りと花火大会重なって近所のバス停浴衣もちらほら
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無いものを「ある」と思って生きているような世界の真実は闇
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なつはよく ニャンコがゆかに おちている ふろーりんぐは よいおきもちだ
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この猛暑高齢同士ゴルフ会さすが全員欠席通知
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空打ちの 発砲音で 目を覚ます なんだ花火か 夏が来ていた
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この気候 そろそろ勘弁して欲しい 照りっぱなしと降りっぱなしと
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ぽっかりと 空いてしまった三十分 役場のロビーで 短歌を捻る
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その昔 焼ける瓦に落とした蟻 あの蟻の気持ちが 今ならわかる
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顔沸騰 見つけて駆け込む図書館は 色んな意味で 街のシェルター
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パリの夜 歯車合わず無念でも 静かな焔 泪で揺らし
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洗濯機ゴドゴド震え朝起きる白服濡れて今日は晴れなりあっぱれ
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炎天下 テント張っての音楽祭 どうして屋内なかに しなかったのか
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